海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

カゴのタックルについて

私は釣りに行く場所によって竿の太さ、リール、道糸を変えています。

例えば紀北地方でトツカアジやグレ、サンバソウを狙う場合は、1.2号の磯竿に2500番のスピニングリール、道糸はナイロン3号を使用しますが、紀南地方の磯や伝馬船のカゴ釣りをする場合は、3号の磯竿に3000番のレバー付きスピニングリール、道糸は4号を使用します。

もともと私は紀南地方でも3000番のスピニングリールを使用していました。ところが釣り方によっては、2号やそれ以下のハリスを使用するため、ドラグが回転する前に仕掛けが切られてしまうようなことも多々ありました。私は基本的に多針仕掛けを使用します。最低2本針で、MAXは4本針のカゴ釣りを行います。一番下の針が切られたのであれば、それほど苦労はしませんが、枝針が切られると、仕掛けを組みなおすのにも時間がかかってしまい、最悪時合を逃すことにもつながりかねません。

では、1本針にすればいいやん?という話にたどり着きますが、私の経験上やはり数を釣るとなると1本針より2本針、2本針より3本針と確率が全然違うように思います。もちろん1本針で手返しを早くするということも重要です、しかし、多針であればタナの推測もできるというメリットがありますし、1匹ヒットするとすべての針に何かかかるということも想定されます。

だからこそレバーブレーキは重要です。一瞬の突っ込みを見せる魚に切られるときは大抵ドラグが回転する前にやられています。その最初の突っ込みさえかわせればキャッチできることが多いのです。

まだレバーブレーキのカゴ釣りはそこまでやっている人が多いわけではありません。もしかするとレバーブレーキのリールが他のスピニングに比べて高かったからかもしれません。ところが、今年daiwaからシグナスというベーシックモデルが発売されました。価格も一番安かったトライソの半分くらいですので、是非ともレバーブレーキを使ったカゴ釣りにチャレンジしてみてくださいね!