海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

12月8日(日)釣行記 印南伝馬船

こんにちは、今年も残すところあと1か月となりました。

納竿釣行に向けて皆様いろいろお考えかと思います。

さて、ヤイトカツオを釣りたい、食べたいということで、たまーに釣果のあった印南の伝馬船に予約をします。

ヤイトカツオは本当にレアな魚で私は人生で一度も釣ったことはありません。

おそらく磯釣りをされる方でも、ヤイトカツオに出会えずに終える方は多いのではないでしょうか。

そんな幻のカツオ釣れるのでしょうか…。

当日は凪予報ですが、風が北~北西で強く吹くとありました。

しかし、風は北から吹いてくれればさほど釣り難しくないと思っていたので、意気揚々と船に乗り込みます。

釣り場にアンカーをかけてもらうと…やばい、波が高い。

これはダウンする可能性も0ではないなと、早々の勝負付けを目論みます。

とりあえず天秤ズボとウキカゴ釣りの二投流で挑みます。

オキアミをカゴにつめ、針にオキアミを刺す作業が船酔いを催させます

嫌な予感的中です。

船酔いです。

しかも風邪をひいていて、せき込むものですから、せき込んだタイミングで上がってきてはならないものが上がってきそうになります。(耐えましたが…)

もちろん酔い止めは飲んでいますので、これでもだいぶ防げていると思いますが、それを上回る勢いのうねりなのでしょう。

座っているクーラーボックスが片側浮きます。

天秤ズボはリリースサイズのガシラが釣れるだけで全く反応がありません。

ウキカゴ釣りは2投目にウキが沈みラインがピンピンになっています。

巻いてくると、カツオの引きです。

ぶり上げた魚はソマ(ヒラソウダ)です。

美味しい裏本命ですので、大事に血抜きと内臓、エラ取りを行い、潮氷につけます。(内臓は海に捨てないこと。サメが寄ってきます。

カゴまで2ヒロの浅ダナ狙いですが、割と頻繁にウキは沈みます。

一番強烈だったのが50センチくらいあるランカー級のサンコ…。

4号ハリスなものですから切れないし、腕は疲れるし大変でした。

その後も沈み、サンコ→サンコ→ビリコ(22センチほどのイサギ)→ビリコ→サンコ→サンコ

私はどこの釣り場に行ってもサンコに呪われているのか…。

サンコ→ソマ!!

諦めかけたときにまたソマが釣れます。

お腹を割いてあまり釣れない理由に合点がいきます。

シラスがびっしりです。

船の周りを見渡すとシラスだらけです。

船がシラスに包囲されているといっても過言ではありません。

生シラスなんてあるわけがないです。

そら釣れにくいわけです。

そして気分が最高潮にわるくなってきたので9時半の見回りでギブアップします。

何とか2本ソマ釣れてよかったけど、ヤイトカツオは遠いな><

 

<当日の釣果>
ソマ(ヒラソウダ)  40センチ 2匹
ウキカゴ釣り
竿:ダイワ メガディス 3-53遠投
リール:ダイワ プレイソ 3000
ライン:東レ 銀鱗スーパーストロング4号
ハリス:シーガー シーガーグランドマックスFX4号
針:がまかつ 伊勢尼8号

 

天秤ズボ釣り
竿:問屋物 船竿50号負荷
リール:ダイワ タナセンサー400
ライン:よつあみ PE3号
天秤:ヤマシタ K型天秤
クッション:ヤマシタ 2.5ミリ50センチ
ハリス:シーガーグランドマックスFX4号
針:がまかつ 伊勢尼9号

f:id:seiun_k:20191209170615j:plain

意地で釣ったソマ2本です。処理はしんどいながらもきちんとしていますから、魚体が輝いています。