海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

偏光レンズ考察

磯釣り師が絶対持っておかないといけないアイテムの1つが偏光レンズです。偏光レンズは自分の目を紫外線から守るだけでなく、不意の事故(ルアーが目をめがけて飛んでくる、針が目の付近に風にあおられてくるなど)を防ぐこともできますが、レンズカラーによって釣り人に様々な恩恵をもたらすことが1番でしょう。

私はカゴ釣りをするときと、フカセ釣りをするときで偏光レンズを使い分けています。カゴ釣りをするときは、ウキの赤が強調されるように赤色強調のレンズを使っています。(もう今は廃盤になっていますので、あえて商品名は書きません。)

反対にフカセ釣りをするときは、海の中の状況をリアルタイムに知りたいので、海の中の状況が見られるように、talexのアクションコパ―というレンズを使用しています。どれくらい見られるかというと、先日沖ノ島で一緒の磯に乗った方が、「魚が全く見えない」(グレー系の偏光レンズ)とおっしゃっていましたが、実はその方の釣り座の下には大小さまざまなイサギや、イズスミ、尾長などが2ヒロ前後のところに見えており、私がそれを伝えると、「俺には見えない」と言っていました。それくらい海の中の情報を知ることができるので、私には重宝しております。

このように偏光レンズ1つとってみても、シーンによってレンズの使い分けをした方がいいことが分かります。違う釣りでも同じレンズを使っているのであれば、是非とも安価なものでも構いませんので、違う色のレンズを試してみてください。きっとそこには今まで見えなかった世界が広がっているはずですから!