海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

フィッシングショー回顧録⑥ がまかつ編

今日はがまかつをお届けします。

がまかつの商品は昔から針をメインに使っています。特に私の好きな伊勢尼はがまかつさんのものしか今はもう使っていません。

今回がまかつさんから発売された注目の針は、三つあります。

一つは掛かりすぎ尾長です。今まで尾長の針には目もくれなかったですが、沖の島に行ったことで、尾長が身近な存在(言い過ぎか(笑))となり、ターゲットとして考えなくてはならないようになりました。大型の尾長であればあるほど、しっかりと口元に掛ける必要があります。この掛かりすぎ尾長はきちんと口に掛けることに特化し、ハリス切れを防ぐアイテムとなっているのです。

次にセレクトグレです。このセレクトグレの特筆すべき点は、号数ごとに形状が微妙に異なることです。これはターゲットが号数によって異なることをより強く意識されたもので、新素材で作ることで、従来の針よりもさらに強度が増した設計となっています。小型口太から大型尾長まで狙えるのはこの針ならではといえるでしょう。

最後にデカケングレです。ケンがついていることで、エサがとれにくく、遠投するシチュエーションにおいて絶大な効果を発揮してくれます。沖の潮目を狙ったり、手前のエサとりを避けるシチュエーション(みなべや出雲はこれが多い)ので、紀伊半島においてはかなり面白いのではないかと思っています。

このように状況に応じて使える針が、各メーカーから出ています。このときにはこの針と状況別に使い分けるためにも、しっかりと新製品の特性を理解し、データを集めていくことが重要となりますね。針などはかなりの頻度で変える消耗品ですから、是非とも使い込んでいきましょう!