本日もテクニカルな部分のお話を行います。
フグが大量に発生している釣り場は仕掛けが切られてしまうため、本当に困ります。
そのフグの習性を利用してかわす方法がないのかということで、少しお話させていただきます。
フグはまず沈下速度の速いエサに飛びつく習性があります。よくフグが大量に浮いている釣り場で、フグを避けようと仕掛けを重くして沈めて、下にいるであろうグレやチヌを狙っているシーンを見かけます。それははっきり言って逆効果です。むしろフグはその仕掛けを追いかけていくでしょう。ではどうすればいいのか、答えは極限まで軽い仕掛けに変えることです。針、ガン玉を軽くすることで、重くしたときと比べてフグの追い方はましになっているはずです。
次にエサのまきかたです。配合に関しては昨日言及させていただきましたので、そちらをご覧ください。
seiun-k.hatenablog.com
まず、フグを手前に寄せるために手前に数杯まきます。そしてウキがあるところから１メートル程度離れたところにエサをうちます。こうすることで、刺し餌よりも撒き餌の方にフグが寄っていくので、フグに仕掛けを噛まれてわちゃわちゃという現象を回避することができます。
先日私が行ったみなべの沖磯ではフグが大量にいましたが、先述の方法を用いて、無事に本命魚を引きずり出すことに成功いたしました。詳細はバックナンバーをご覧ください。
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今水温は下降気味です。みなべ～白浜周辺は１４℃ちょいと、なかなか渋くなってきていますが、グレは絶対にいます。そこまでエサを届けてあげられる回数が増えれば、釣果もついてくると思いますので、皆様も是非とも考えて釣りを行ってみてくださいね！それではまた明日！
