南紀地方で水温が20℃を超えてきました!
水温が20℃超えたらいよいよあの釣りの開幕ですよね!
するするスルルー釣りとは?
沖縄地方で始まった釣りで、するするはウキ止めをつけない全遊動の仕掛けのこと、スルルーはキビナゴを表しています。
するするスルルー釣りは、ダイワのフィールドテスターさんをされている与那嶺功さんが広めたとされています。
するするスルルー釣りという言い方は、ダイワが権利を持っているっぽく、メーカーによって言い方が異なります。
ダイワ→するするスルルー釣り
シマノ→ビッグゲーム
釣武者→スーパーフカセゲーム(S.F.G)
どんな魚が釣れるの?
キビナゴを捕食するすべての魚が対象になります。
タマミ(タマン、ハマフエフキ)やクエ、ツルクエ(スジアラ、アカジンミーバイ)、アカハタ、青物、GT(さすがに和歌山では厳しいですが)、ナンヨウカイワリ、ウツボ、サメなどが該当します。
時期はいつから?
最初に述べたように水温が20℃を超えるとシーズン開幕です。
餌とりの活性も上がる=それを捕食するフィッシュイーターも活動が活発になるからです。
特に20℃超えたての今は、タマミの超大型のシーズンでもあります。
数は釣れないようですが、釣れれば80センチを超える超大型もあり得るとのことで、がぜんやる気になりますね。
どういうポイントを狙うの?
基本潮通しのよい磯がポイントとなります。
和歌山で言えば、潮通しのよい磯は数が少ないですが、潮岬、樫野、須江、出雲あたりの磯が候補にあがってくるのではないでしょうか。
見老津の沖の黒島、市江の沖磯なども実績がありそうです。
この釣りにおいては突いてくる潮がよくないので、常に沖に出る潮が発生するような小さい四方すべてポイントになり得る磯がよいでしょう。
(なかなかそんな磯って少ないですが…)
タックルは?
一般に4号以上の磯竿、10号の道糸が200メートル巻ける強いリール、10号以上のフロートタイプの道糸、18号前後のハリスが必要です。
私はダイワのオレガ剛徹 MH-53(4号程度)、リールはダイワのソルティガ 5000を使っています。
キビナゴはどこで手に入れる?
だいたい一日の釣りにおいては3キロ以上のキビナゴが必要となります。
和歌山の釣具店ではなかなか手に入れることが難しいですが、南紀の釣太郎さんでは1.2キロを1650円(税込)、3キロを3980円(税込)で販売しています。
私はだいたい1日の釣りで6キロ使います。
沖の島などでは、これにボイルを混ぜてかさ増しして使ったりもするようです。
なお、テレビなどでやっているような、キビナゴ単品をすさまじい量撒くというのは、コストがかかりすぎるので、普通はやらないと沖の島の餌屋さんがおっしゃっていました。
キビナゴを撒くのはどうするの?
これが実は少し前までの懸案事項で、私は紀州ダンゴ杓の一番大きなサイズを使って撒いていたのですが、最近、釣武者さんと、キザクラさんが専用の杓を発売してくれました。
その他必要な小物
道糸、シモリ玉、ウキ、スナップ、サルカン、ハリス、針になります。
私が使っているものを下に載せておきます。
最後に
いよいよ開幕のするするスルルー釣り、釣れたらとにかく大きな魚が来るのが魅力です。
是非とも皆さんこのするするスルルー釣りで一発大物の夢を叶えてください!