海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

フィールド別のタックルを持つ必要性

こんにちは、今日はフィールド別のタックルを持つ重要性について説いていきたいと思います。

釣り竿やリールって値段がはります。
だから極力汎用性の高い商品を買って、転用したいと思っている方は多いと思います。
私も釣りを本格的にしだした当初はそうでした。
もちろん、年間に数回しか釣りに行けないという方であればその考えでもいいと思いますが、月に何度も釣りに行く方であれば、釣果向上のために専用の竿とリールを買った方がいいと思うのです。
竿やリールは、フィールドテスターやインストラクターが何年もの歳月をかけて、プロトタイプから製品にしていきます。
当然どこかのフィールドに通いつめて、その中で得られた情報をもとに製品を改良していくわけです。

魚はフィールドによって同じサイズ、同じ魚であっても太さが全然違ったりします。
例えば紀北で釣れるグレは、たとえ25センチであってもポテポテですが、紀南地方のグレはそこまで太ってはいません。
また、尾長グレ1つとっても和歌山で釣れる50センチのグレと、沖の島・鵜来島で釣れる50センチでは、後者の方が圧倒的に重量が重いです。
当然重量が重くなれば、平均的な重さを狙うタックルでは苦しかったりもします。
だからこそ、フィールドに応じたタックルは必要なのです。

これは、磯竿のみならず、すべての釣りに関して言えることだと思います。
だから商品を選ぶ際は、カタログと実物を見るだけでなく、そのメーカーのテスターやインストラクターがどのフィールドで主に活動して作ったものなのかを動画やテレビで確認すること、また来年は中止になってしまいましたが、フィッシングショーのような開発に携わった方々と触れ合える機会に、直接話を聞くことが、竿やリール選びに失敗しない方法だと思います。
今はYouTubeが発達し、テスターさんやインストラクターも個人で配信してくれている場合も多いです。
コロナの影響で、直接話を聞けない今は、そういったものを参考にされるといいと思います。

末永く使える、あなたの相棒になることを心からお祈りいたします。