海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

11月29日(日)釣行記 出雲沖 アンカーカセ

待ちに待った出雲沖、沖ポイント。
過去3度の釣りで、風や波の影響で1度たりとも行くことが出来なかった出雲沖の聖地。
ついにべた凪予報で行くことが出来ました。
狙いはもちろんヤイトガツオ!
ここのヤイトは岬沖で釣れている個体のようで、まるまると太っていますので、期待が持てます。
前日は釣行前としては異例の8時間睡眠をとれましたので、元気もりもりです。

一投目でボウズ逃れ

記念すべき、沖ポイントの第1投は、小気味よい引きを引き出し、30センチほどのメイチダイ!

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早速ボウズ逃れてハッピー!!

2投目も、ぶるんぶるんきて、メンドリのダブル!
ここからイサギ、強烈な引きでバラシなど何かしらのアタリのある、よい時間が流れます。

強烈な引きを見せる磯モン

さっき強烈な引きのときに、ドラグがフルロックだったこともあり、一瞬でハリスを切られてしまったので、少しドラグを出すように変更して、同じタナを攻めると、、、またえげつない引きがきます。
今度は初動に対応できたので、ハリスは無事のようで、ポンピングしながら無理せずあげてきます。
何度も突っ込みをかわしてあげたのは・・・

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50センチくらいのコロダイ

そらよく引くわ。
しめてバケツに放り込んでいると、今度は・・・

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メイチのダブル

と、退屈せずに遊べます。

潮の流れが変わった1タイミング

9時ぐらいから潮が変わります。
海中にはカツオとおぼしき魚影と、ラケットの集団が見えます。
すると完全フカセ竿の1本が逆回転します。
あげてくるとソマでした。
点々欲しいんや!とさけんでいると、もう1本も逆回転します。
こちらもソマでした。
完全フカセが忙しくなってきたので、天秤は一旦置いておいて、完全フカセでソマをどんどん釣りあげていきます。
船頭が行きしなに点々ないかー?
「ない。」
のやり取りをしたあともソマのラッシュ。
船頭が沖磯に弁当届けたタイミングで、今日1番のカツオの引き。
ソマは軽くてぶるぶるぶるだけど、この魚はどすんとした引き。
そのやりとりを遠くから見てたようで、船頭がまたこっちに戻ってきます。
そして、魚影を見た瞬間、ソマなら抜き上げるはずの体がすぐさまタモに反応し、タモ入れ成功!
一瞬だけど点が見えた気がした。

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ん???

まずぶっとい・・・。
やはり点が見えるような・・・

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!!!!!!!!!!!!!!!!点がある!!!!!!

やったーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
念願のヤイトガツオです!!
船頭が点あるか?って聞いてくれたので、
「あるーーーーーーー!!!!!!やったーーーー!!!!!」と珍しく船上でガッツポーズをしてしまいました!
船頭も爆笑してました!
印南の伝馬船で釣ったヤイトガツオは残念ながらサイズも脂もいまいちでしたが、このヤイトなら夢を見れそうだ・・・。

それだけでは終わらない

ソマをその後も追加したときに、親船が浦見湾から戻ってきました。
一緒に出雲沖ですることになります。
しかし、どうやらカツオの群れは消えてしまったようで、最後にメジカがかかって、そこから完全フカセのアタリは消えます。
天秤ではたまにイサギやメイチが釣れますが、取り立てて驚くような釣果はありません。
親船では、天秤で珍しいウメイロがかかりました。
私もタナを聞いてウメイロを狙ってみますが、世の中そんなに甘くありません。
すると、さっきあったようなすごい速度の引きが出て、何度も突っ込みに耐えますと、、、

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本日2匹目のコロです。

コロは釣ったときの目が本当に格好いい!
でもドラマはこれじゃないんです。
完全フカセのラインが一定の速度でジャージャー出ているではありませんか!?
慌ててドラグをしめてフッキングをすると、重たい暴力的な引きが竿にのしかかります。
青物ロッドで、ブリも釣りあげている竿ですが、なかなかの竿の曲がりを見せます。
ポンピングしながらあげてくると、抵抗をほとんどやめました。
のこり10メートルを切ったときには重さしか残っていませんが、カウンターが0に近づくにつれ、私の期待も高まります。
オキアミの完全フカセなので、何が食ったのか分かりませんが、最初マダイの大きいやつだと思ってました。
ところが、魚体を見て、一気にアドレナリンが出ます!
大きなオオモンハタです。
ウキ袋が出ているので、そのまま抜き上げます。
やりました!!

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値打ちのある1匹
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大きさが分かりにくいので、足を置きます。

これは本当にうれしい1匹でした。
ヤイトガツオのときもガッツポーズが出ましたが、ここでもガッツポーズが出ました!!

ハリス切られまくり

潮が動かなくなったら、足元はラケットまみれになりました。
天秤も、完全フカセもすべてラケットの歯にやられます。
明後日の方向に撒き餌をうって、一瞬で天秤を沈めても40メートル近くまで表層からやつらも追っかけてきます。
途中で仕掛けが止まれば、ハリスを切られているか、ラケットに食われるかで・・・

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ラケットがついに釣れます。でかいねんなこれが・・・

そんなラケットの猛攻をかわしながら、イサギを追加している最中に試合終了!!

下船後

最近釣果が芳しくなかったようで、船頭から流石の安定感と言ってもらえました。
それだけでも十分うれしいのに、ヤイトにオオモンハタ・・・。
本当に感無量の釣りでした。
出雲沖の沖ポイント、60Lクーラー持ってくると本当に面白い釣果に巡り合えますよ!!

<当日の釣果>
オオモンハタ   45センチ    1匹
ヤイトガツオ   42センチ    1匹
コロダイ     49~50センチ 2匹
ソマガツオ    35~38センチ 7匹
メイチダイ    25~30センチ 4匹
イサギ      25~30センチ 9匹
ウスバハギ    50~55センチ 3匹
ホウライヒメジ  35センチ    1匹
ミナベヒメジ   30センチ    1匹

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ミナベヒメジが1匹クーラーに取り残されてますが、大漁です。クーラー満タン!

天秤フカセ釣り
竿:シマノ ライトゲームSS タイプ64 MH195(右)
リール:シマノ バルケッタSC800
ライン:よつあみ PE3号
天秤:ヤマシタ K型天秤
クッション:ヤマシタ 3ミリ50センチ
ハリス:シーガー シーガーグランドマックスFX4号 6メートル
針:名刀針 伊勢尼9号 3本針

完全フカセ釣り
竿:シマノ ライトゲームSS モデラート タイプ73 255H
リール:ダイワ シーライン石鯛50
ライン:サンライン 完全フカセ用7号200メートル
針:名刀針 マダイ10号

竿:問屋物 210くらい?
リール:ダイワ タナセンサー300
ライン:サンライン 完全フカセ用3号200メートル
針:名刀針 伊勢尼9号