海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

沖の島釣行記 番外編その① 和歌山から宿毛

明けましておめでとうございます。
さて、沖の島での釣行記は明日に第1日目を更新させていただく予定にしておりますが、時系列順に物事を追ってほしいという思いから、沖の島の釣行記を書く前に、私が和歌山から沖の島に向かうまでの道程をご紹介したいと思います。
その際に立ち寄ってほしい、おすすめスポットや名物もご紹介いたします。

和歌山から徳島

まず出発は12月30日の夜でした。
その日は風が20メートルと大変強かったですが、何とかフェリーは予定通り出航しました。
徳島に着いたのが21時半ごろ、ホテルにチェックインする前に、腹ごしらえをします。
まず私が向かったのが、徳島ラーメンのお店である「ラーメン東大 大道本店」。
実は私がここを訪れるのは2度目です。
店舗の外で食券を買って、店内に入ります。
私が頼んだのは、東大 黒とんこつ豚スラ肉増し<中>と、チャーハン、餃子です。

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卵はカウンターにあるやつを割って入れましょう。(無料)
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チャーハンも餃子も美味しかったです!

お腹いっぱいになったところで、ホテルにチェックインし、翌日に備えます。

道路交通情報の確認

まず朝一に行ったのが、道路交通情報の確認です。
30日の大寒波で、あちこち積雪がありましたので、高速道路の確認を行います。
高知道は山岳ゾーンが、雪の影響で冬タイヤ規制になることがあります。
そうなるとノーマルタイヤしか履いていない私は通行できず、宿毛方面に向かうことができなくなります。
もし冬タイヤ規制になっていた場合は、徳島で高速道路とは逆の方(室戸岬)に行くことで、大幅に時間はかかりますが、迂回することができます。
幸いこの日は、高知道は50キロ規制はあるものの、冬タイヤ規制はかかっていませんでしたので、そのまま高速道路に乗ることにします。
徳島道から高知道に行く際に一瞬だけ愛媛県四国中央市に入ります。
そしてそれを抜けた先、ここにまずおススメのスポットがあります。

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立川(たぢかわ)PAです。

ここはイノシシ肉などのジビエが有名なのと、銀不老(ぎんぶろう)豆で作ったかりんとうが名物になっています。
一番雪深いゾーンなこともあり、雪もまずまず積もっていました。
私は今回は、カツオにすべてをささげることを誓ってきましたので、ジビエは諦め、実家にかりんとうをだけ買いました。

有料ゾーンの終わり

高知道は須崎西で有料ゾーンは終わりです。
一旦須崎西で私はおります。
ここに第二の目的地があります。
その名は、「道の駅 かわうその里すさき」です。
ここはカツオのたたきが食べられるほか、おいしいカツオのたたきようのたれなどを買うことが出来ます。
当然ここでファーストカツオのたたきをいただきます。

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高知のカツオのたたきが美味しい理由は、まずはこれです。藁で焼くからです。藁で焼くことで焼くときに水分が発生しません。
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塩タタキがデフォルトです。にんにく、たまねぎ、と一緒に何もつけずにまずは食べましょう。

味は言わずもがなです。
私も真似していつも塩タタキをしている理由が分かると思います。
本当に高知のカツオのタタキは別格です。
あとここは、帰りには閉まっているので、日持ちのする藁焼きカツオ(常温可能)などは先に買っておいてくださいね!
また須崎市鍋焼きラーメンの発祥の地でもあります。
時間があれば、道の駅近辺のお店で鍋焼きラーメンを食べてくださいね。(今回は私はパス)

無料ルートを進むと

須崎から先は高速の無料ルートになります。
四万十中央まで一旦行き、そこから下道を走って、また四万十西から無料ルートです。
そして黒潮拳ノ川でおりますが、そこからがこの旅の一番長い下道ルートです。
途中、立ち寄りポイントがあります。
その名も「道の駅 なぶら土佐佐賀」です。
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ここで昼食を食べるのですが、ここのカツオのたたき系の定食は絶品。
私はその中でもカツオのたたきとカツオのハランボが両方食べられる定食をチョイスしました!

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カツオのハランボとカツオのタタキ定食です。

カツオのハランボはまさに牛肉!
めちゃくちゃ絶品でした!!
とにかくここでご飯は一度食べてみてください!!
因みに、この定食に出てきたポン酢と柚子たれ、塩は道の駅内で買うことができます。
私は前回も購入したのですが、ソマやヤイトガツオ用に今回も買っておきました^^

いざ宿毛

お昼前まで積雪のため通行止めだった中村宿毛道路ですが、無事に通行止めは解除されておりましたので、そこを通っていざ宿毛へ!
宿毛に着いたらまず、スーパーで持ち帰り用の醤油や調味料を買いまくります。
道の駅でもそういった醤油は買えることがありますが、スーパーだと値段は安いです。
前回もたくさん買いましたが、今回も1年分買い込みました(笑)
その作業が終わったら、いよいよ港へ行って、船頭にあいさつだけしておきます。
ちょうど船頭が港に戻ってきたころだったので、船頭にあいさつを済ませます。
後日談ですが、おかみさんが「船頭、ちゃんと着いたみたいって電話くれてたよ。」とのこと。
心配してくれていて本当にありがとうございました!

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雪の片島港、船着きです。
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私がお世話になっている金子渡船は、ピンクの初福渡船の左です。

景気づけにトンカツ

いよいよ翌日に釣りを控えての晩、魚に勝利できるように、「かつ村」さんでトンカツをいただきます。
麦小町というまったく臭みのない豚肉を使ったカツを注文し、食べます。

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ソースはつけないほうがいいです!

ご飯、味噌汁、キャベツはおかわり自由です。
これで翌日からの釣りは勝ったも同然!
とこのときは思っていたのですが・・・。

1月1日(金)釣行記に続く!!!