海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

【必読】メイチダイ注意しましょう

メイチダイを釣り、内臓を取り出したときに、内臓から塩素臭がしたことはありませんか???
私は高確率でメイチダイの塩素臭を経験していますので、メイチ=そういうものだと思っていましたが、この塩素臭は何かを説明していきます。
jglobal.jst.go.jp
実は和歌山県の環境衛生研究センターの方々が、すでにその原因を特定してくれています。
2,6-ジブロモフェノールという物質らしく、これが塩素臭の原因になっています。
これらは海草、藻類、海洋性多毛類、コケムシ類などに存在していて、それを餌とする魚介類に多く蓄積するという研究結果が出ています。
実際メイチダイの腹をさいてみると、砂利のようなものが多数入っています。
私は最初ボラのように泥のにおいかと思っていましたが、どうやら砂利の間にいるエサを砂利と一緒に食べているというのが正解でしょう。
因みに2,6-ジブロモフェノールですが、下記のような毒性が報告されています。
www.chemicalbook.com
私はカセ釣りのあと、いつも手がボロボロになっていて、オキアミが原因だと考えていましたが、2,6-ジブロモフェノールの可能性もありますね・・・。
また、経口摂取も危険ということですので、塩素臭のあるメイチダイはごめんなさいしたほうがいいかもしれません。
ちなみに先日釣った37センチのメイチダイ、もれなく塩素臭しています・・・(´;ω;`)ウゥゥ