海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

小型船舶免許1級取得するには・・・

久々に船舶免許のお話をさせていただきます。
私は令和元年に小型船舶免許1級を取得させていただきましたが、少しでも安く取得したいという思いから、実技のみ講習を1日だけ受けて、あとは独学で勉強するという方法をとりました。
因みに費用ですが、国家試験免除コースであればおおむね13万円~16万円くらい。
受験コースは実技と学科両方授業を受けて、テストに臨むのであれば10万円くらい、私のように実技のみ授業を受けるのであれば8万円くらいで済みます。
国家試験免除コースとの5万円の差も大きいですが、学科の授業を受けるのも2万円の差があり、決して小さいとはいえません。
では独学でぶっちゃけどれだけかかるの!?ということですが、、、
私の場合、中学理科の地学分野が得意で、かつ高校地理を専門としていましたから、アドバンテージはかなりあったと思います。
1日2級の学科試験の勉強をやり、そこで最低合格点を大きく上回れると判断したので、3日間は根を詰めて1級の学科試験の勉強をしました。
学科試験は過去問からしか出ません。
ですので、海図の問題以外は丸暗記してしまえばいいのです。(記号は丸暗記しないでくださいね。)
2級にしても1級にしてもネックになるのは、交通規則やエンジンについてなので、そこの部分を重点的にやります。
おススメのやり方は・・・

この本を購入して、間違った問題は黒で×をつける。
正解していた問題も、勘で答えた問題は△をつける。
一通り、×と△の理屈を本で勉強して、もう一度最初から△と×の問題だけやる。
2回目に間違った問題は赤で×を、勘だと△。
3回目は青で、4回目は緑で。。。
という風に色を変えながら、覚えこんでいきます。
流石に緑になったら自分自身になんてあほなんや・・・と突っ込みながらやってみてください。
その×が消えるころには海図以外は合格点に達していると思います。
次に海図ですが、3問中絶対1問は正解、あわよくば2問正解を狙ってください。
海図は独学ではかなり厳しいですが、今は便利なネット社会です。
海図の解き方をやってくれているYouTubeがごまんとあります。
動画で見てその通りにするのに意味があります。
私もそのやり方を真似して、当日は海図は3問中2問正解、最後の1問も2択で迷って答えを書き換えて間違ってしまいました。(それさえ合っていれば1級の問題は全問正解だったのですが・・・)
最初実技を教えて下さった先生は、学科は最低でも1か月はかかるとおっしゃっていました。
しかし、仕事の忙しい中、夜中に4日間だけ上記のやり方をすると合格できました。
勿論、地学や地理が得意であったアドバンテージはあったと思いますが、それを抜きにしても本気で集中して勉強すれば1週間はかからないということです。
コロナ禍で、釣りを自粛している間に何かの資格を取りたいなと思っている釣りファンの皆様、是非とも小型船舶免許1級にトライされてはいかがでしょうか!?