海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

7月25日(日)釣行記 潮岬沖

こんにちは!
実は前日にたーくんから連絡があり、潮岬沖でビンタ(キハダマグロの幼魚)が釣れてるで!
と教えてくれました。
私としても、今年の夏の目標はキハダなので、願ってもみないチャンスということで、潮岬沖に予定を変更しました。
当日、たーくんは用事で来られないとのことで、よっちゃんと2人で潮岬沖を調査することになりました。

なかなかの大うねり・・・

うねりの激しい串本地区、潮岬沖はもちろん大うねりでした。
しかし、前日にaoriさんから追いアネロンという禁断の秘技を教えてもらっていたので、それを実践すると、何と全く酔いません。
潮岬沖で釣り開始しますが、よっちゃんが早速大きくないサバやトビウオ、グルクンをかけます。
しかしながら私には何にもかかりません。
同じように流しているのですが、なぜか私にだけ食いません。
伝説のいじめでしょうか!?
それとも魚に嫌われているのでしょうか!?

ナブラは・・・

昨日も出ていたというナブラ、しかし当日は安らかなものです。
何一つナブラなんか出ません。
ほかの船の無線も「あかなー」「サバばっかよ」とか飛び交っています。
これではまずいとおもったよっちゃんは、私が例によって天秤フカセの仕掛けを持ってきていることに目をつけ、大きく移動します。
次に行ったのは電車というポイントです。
何と海の底に漁礁代わりに電車があるそうなのです。
ここにシマアジなどがつくそうで、もう少し秋口になるとシマアジが釣れるとかなんとか・・・。
しかしここでもセイウンはメイチを1匹釣るのに精いっぱい。
何でしょうね、食いが渋すぎます。
結局一の島とドウネの間のポイントや、ドウネの沖なども行きますが、なんもない。
最終的にフカセをやってたポイントで天秤してみると・・・
ぐんぐんとアタリがきて、巻き上げてみると・・・
30センチくらいのグルクンでした。
グルクンは大変美味しいらしく、よっちゃんがその場で頭と内臓をとってくれました。
グルクンを2匹追加しますが、不毛な時間が流れます。
途中で二度ラケットをかけますが。抜き上げ時にいずれも切れました。
まあキロありますからね・・・4号では抜き上げれないでしょう。

仕掛けがなくなった・・・

持ってきた仕掛けが底をついたので、完全フカセにもどります。
しかし、この日は本当に完全フカセ食いません。
よっちゃんもやってますが食いません。
納竿間際にようやくアタリが出て、合わせると、一気に海面に浮上しジャンプ。
そうトビウオです。
トビウオは美味しいのでもちろんキープします。
納竿ごろには潮の加減も相まって、超大うねりに、他船のお客様は何人も海に撒き餌されていました。
撒き餌されていない方も顔が真っ白で横になっている方もたくさんおられました。
それだけうねりのある潮岬沖は強烈ということです。
最後まで全く気分悪くならずに終えられたのは、アネロンとよっちゃんの操船のおかげですね!
潮岬沖は上瀬と違い、外道が極端に少ないです。
ですので、本命が釣れないときは、この日のようにお土産がかなり少なくなってしまうことも多いようです。
行かないと釣れない本命!
次回こそ!!

<当日の釣果>
グルクン(タカサゴ) 30センチ 2匹
トビウオ       35センチ 1匹
メイチダイ      30センチ 1匹

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グルクンは脂がのっていて本当に美味しかったですよ!

天秤フカセ釣り
竿:シマノ ライトゲームSS タイプ64 MH195(右)
リール:シマノ バルケッタSC800
ライン:よつあみ PE3号
天秤:ヤマシタ K型天秤
クッション:ヤマシタ 3ミリ50センチ
ハリス:シーガー シーガーグランドマックスFX4号 6メートル
針:名刀針 伊勢尼9号(赤) 3本針

完全フカセ釣り
竿:シマノ ライトゲームSS モデラート タイプ73 255H
リール:シマノ 海魂3000T
ライン:サンライン 完全フカセ用7号200メートル
針:名刀針 マダイ針10号