こんにちは!
和歌山南部は台風の影響で船の避難に入るそうなので、串本行きは諦めて、近所の手軽?な釣りに行ってきました!
初めての釣り
今回お世話になったのは加太の多部丸さん。
女将さんがとっても優しそうな感じだったので数ある遊漁船からチョイス♪
当日は3名だそうで、常連様が事前に右舷と左舷のトモを既にとられていました。
(釣り座は早いもの勝ちだそうです!)
私はここに関しては右も左も分からないので、常連様にご挨拶し、色々情報を教えてもらいました!
その後、女将さんと船長が来られたのでご挨拶させていただき、左舷のミヨシに私の釣り座を決めます。
(加太の高仕掛けは10メートルと長いので、おまつりしないように一番遠いところにしただけですが…(笑))
船長オリジナル仕掛け(船代に含まれます)と、釣り方についてのレクチャーを受けます!
最初は全長13メートル、ハリス3号、5本針の仕掛けだそうです。(ながっ)
その針に白やピンクのビニールをセッティングし、釣り座のへりにあるマグネットシートに針を留めておくようです!
実釣開始
一通りの船長からのレクチャーも終わり、出船します!
まず船は、ヂノセト(多分)へ向かいます。
ここではマアジとマサバがターゲットになるそうです。
仕掛けを底に落として、着底したらすぐにゆっくり10〜15回巻き上げる、落とすの繰り返しになります。
この日は激渋のようで、なかなか最近こんな食わない日はなかったと言われました。
釣り人あるあるですね…。
これは○ボなのではと一抹の不安がよぎります。
アタリ自体がないので、自分のやっているやり方が合っているのかさえ分かりません…。
魚探にはたまに魚も見えるのですが…。
そうそう、多部丸さんは探見丸スマートに対応していますので、スマホで探見丸親機の情報が見られます!
これを常に横で起動させておいて、魚のいるタナを把握するようにしました。
特に底付近に集まっているときは、巻く回数を少なくし、着底を繰り返しました。
すると…。
ぐんとアタリが出ます。
これがアタリか…。
しかし、アタリが出ても合わしてはいけません。
同じ速度で巻き続けるのです。
すると、完全に竿が刺さって針がかりします。
私の高仕掛けファーストフィッシュは35センチの良型マアジでした!
魚はすべて船長が針外しから生け簀に放り込むまでやってくれます。
この日は本当に渋いようで、右舷トモのお客様がアジ3匹、左舷トモのお客様はまだ何も釣られていないようでした。
ここでこのポイント(マサバポイント)を見切り、船は大きく移動します!
伝説の中ノ瀬戸
船は大きく移動し、地ノ島と沖ノ島の間にある中ノ瀬戸、通称ナカトに行きました。
ナカトは岩礁の駆け上がりになっていて、根は荒いし、なかなか難しい場所のよう…。
船長もそれに合わせてハリスを5号にあげてくれました。
船のすぐ横ではボイルが常に起こっています。
このポイントで私のラッシュが始まります…。
ハマチが私に一匹釣れたのを皮切りに、一流しごとに何かしらのアタリが出だします。
巻き上げる速度を変えたり、底を切ったところであえてステイさせてみたり、ジギングのように誘ってみたり、創意工夫してみました。
それが功を奏したのか、まさかの巻き上げ前のステイでハマチ二匹を追加します。
その後も底から巻き上げるときにアタリが出まくり、更にハマチ2匹、マアジとイサギと1匹ずつ追加できました!
午前10時半前に納竿となり、船は港を目指します。
港に入る前に魚の絞める作業を船長が行ってくれます。
港で衝撃的な出来事が…
血抜きの終わった魚たちは、港で自分のクーラーに入れてもらえます。
その際、何と私が竿頭だと判明しました…。
これも船長や常連様のおかげです…。
下船時には常連様が「竿さばきがうますぎる!」「これ満員でもあんたなら余裕でおまつりせんといけるわ!」と嬉しすぎる、最大級の賛辞を贈ってくれました。
本当に皆さんのお陰のビギナーズラックですが、楽しすぎる、そして優しさに触れることのできる釣りでした!
二桁釣果出せるように、必ずまたリベンジします!!
本当に船長をはじめ、女将さん、常連様、ありがとうございました!
<当日の釣果>
でぶっちょハマチ 58~61センチ 5匹
マアジ 34~35センチ 2匹
イサギ 37センチ 1匹
ビニール高仕掛け釣り
竿:シマノ ライトゲームSS タイプ64 MH195(右)
リール:シマノ バルケッタSC800
ライン:よつあみ PE3号
仕掛け:多部丸オリジナル仕掛け(13メートル、5本針、ハリス3号、5号)オモリ30号