海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

ベトナムコロナウイルス関連情報

先日ベトナム保険省はイギリス株とインド株のハイブリッドタイプのベトナム株変異ウイルスがベトナム国内で見つかったとアナウンスしましたが、どのような状況なのか・・・現地在住の友人たちに少し状況を聞いてみました。
ベトナム自体は陰性証明書がないと入国できないのと同時に、3週間の強制隔離があります。
もしとあるマンションで陽性者が見つかれば、そのマンションごと隔離するといったような徹底した感染対策がなされています。
世界的に見てベトナムが感染者が元来より少ないのは、非常に私としましても納得ができます。
そのベトナムが今どうなっているのでしょうか・・・?
ホーチミン在住の友人によると、先日ベトナム株の発見を受けて、飲食店はデリバリーかテイクアウトのみ、美容室の営業停止が実施されたようです。
また、ロックダウンとまではいきませんが、部分隔離も随所にあるらしく、気を付けなくてはと言っていました。
男性陣は意外と美容室の営業停止が辛いと言っているようです。
一方ダナン市は、中国人専門家がダナン市を訪れたあと、自国内で陽性が判明(入国時にすでに保菌していた可能性が大)したため、大規模なロックダウンを行っていました。(ちなみに宿泊先はビーチフロントのムオンタンラグジュアリーホテル(5ツ星)だったようです。)
数日前にタクシーやグラブなどの輸送手段が通常よりも人数を減らしてであれば再開してもよいというお達しが出たようで、輸送系は営業を再開しています。
しかしながら、依然飲食店の利用禁止、美容室の営業停止、文化、スポーツ、音楽、宗教関係の行事の中止、バー、カラオケ、マッサージ、映画館、歩行者天国、ナイトマーケットなど不要不急の活動の停止、30人超の飲食を伴う集まりの停止、すべての教育機関は一時休校(オンライン学習を推奨)などの厳しい対応を行っています。

私にとって一番身近な国であるベトナムで、一番の危機が訪れていること・・・ベトナムを愛する身としてこれほど心配なことはありません。
ベトナム株の感染者は4名だそうですが、これ以上増えないことを願うばかりです。

【爆釣回】5月23日(日)釣行記 串本大島沖アンカーカセ 【2連続】

前回鬼神化を果たし、無事に大スランプから脱出できた私ですが、何とかその勢いを持続させるべく、再び浦見湾にマダイなどを狙いに行きました。

今回はGoPro持参

GoProを持って行ったときに限って、釣果が出ないという意味の分からないジンクスがあったので、前回まではGoProを持って行きませんでしたが、前回無事にスランプを脱出できたことから、今回はYouTube撮影用にGoProを持参しました。
今回は何と満船。
たーくん3隻、そのほかのカセ屋が、2、2、1という全体で8隻という状況です。
まずはアンカーをかけてもらい、速攻で天秤フカセ仕掛けを狙いのタナに設定します。
するとすぐにアタリがあり・・・
突っ込みをかわしながら、途中から水圧で浮き始めました。
これは・・・。

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一投目からいきなりの鬼ウマイトヨリ!

幸先のよいスタートに心躍ります。
二投目は途中まで反応がありましたが、針抜け。(多分引きからしてカイワリでしょう・・・)
二投目からGoProをオンにして・・・
三投目は大サバ!
割とよさそうな状況です。
朝一は潮がよれていたので、天秤フカセ向きの潮でした。
その後も、ハマチやイトヨリなどと遊びます。
しかしこの日はこいつがとてもご機嫌。。。

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大サバです。エサ取りと化しています。

走り回るので、完全フカセやいろんな仕掛けを巻き込み大変なことにもなります。
そのせいで完全フカセの仕掛けが90メートル以上死亡・・・。
諦めて1本ずつにします。

弁当船前後に完全フカセ向きに

弁当船前後になると、一方に速い潮がいきはじめます。
こうなると完全フカセ向きです。
120メートルほど出たところでアタリ、
マダイ、大サバなどを追加していきます。
しかし時合は一瞬で終わり、、、、
11時前のプチ時合まで音沙汰なく、、、
プチ時合もイトヨリや大サバだけで・・・
終了!!!

早上がり

今回は前回よりも1枚少ない5枚でした。
まさかの12時に餌切れでした。
ですので、迎えにきてもらって、港で数を見てびっくり。。。
30センチ以上の魚が今回も12匹いました。
知らない間にたくさん釣っていました。
余り実感のない爆釣劇。
後日YouTubeで公開します。
お楽しみに!!

<当日の釣果>
マダイ       40センチ    1匹
鬼ウマイトヨリ   37~45センチ 2匹
イトヨリ      30センチ    1匹
でぶっちょハマチ  65センチ    1匹
ゴマサバ      40~45センチ 7匹
イトヨリ小、アカエイはリリース

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今回もにぎやかなクーラーボックスになりました。

天秤フカセ釣り
竿:シマノ ライトゲームSS タイプ64 MH195(右)
リール:シマノ バルケッタSC800
ライン:よつあみ PE3号
天秤:ヤマシタ K型天秤
クッション:ヤマシタ 3ミリ50センチ
ハリス:シーガー シーガーグランドマックス4号、FX4号 6メートル
針:名刀針 伊勢尼9号(赤)、伊勢尼8号(オリジナルカラー) 3本針

完全フカセ釣り
竿:シマノ ライトゲームSS モデラート タイプ73 255H
リール:ダイワ シーライン石鯛50
ライン:サンライン 完全フカセ用7号200メートル
針:名刀針 伊勢尼10号(金)

竿:シマノ ライトゲームSS タイプ73 225MH(右)
リール:ダイワ タナセンサー300
ライン:サンライン 完全フカセ用3.5号200メートル
針:名刀針 伊勢尼9号(赤)

【爆釣回】5月16日(日)釣行記 串本大島沖アンカーカセ

前日に鬼神セイウン、修羅のセイウンになると言って、自分にプレッシャーをかけ、挑んだ浦見湾の釣り。
週末の天気がことごとく悪く、京阪神地区の緊急事態宣言による渡船休業もあったりで、結局1か月ちょいぶりのカセ釣り。(前回はノーカンでお願いします(笑))
雨予報で、出船するカセが少ないだろうと踏んでいたので、いつもよりも一枚多い六枚のオキアミを用意し、自分のカセに魚を着かせるという作戦。
雨もさることながら、出船時はなかなかの風、出雲港の出口は結構うねっていて、危なそうなのであらかじめ親船に乗っておきます。

いざ出船

荒れている出雲港の周辺を抜けると、大島のおかげで波はましになりました。
今回はたーくん船頭も近くで釣りをするということで、浦見湾についてみると、、、何と貸し切り・・・。
そしてその後他カセが1船だけきますが、広大な浦見湾に、私のカセ、たーくん船頭の親船、そして他のカセ1船のみ。
アンカーがかかると、まずオキアミを撒いてみて、潮の流れを確認します。
今回の目標は30センチ以上の食べられる魚を10匹以上釣ること。
前月の釣りを見ていると結構無謀なチャレンジではありますが、鬼神セイウンになった以上はそれくらい釣らなくてはいけません。

実釣開始

まずは天秤フカセを底まで落として、タナを測ります。
まあいつものポイントですので57メートルちょいかなと思ってますと、どんぴしゃ57メートルちょい。
ハリスの長さも考慮して50メートルに狙いダナを絞ります。
そして、その間に二本完全フカセを投入します。
天秤フカセにファーストアタリが出ますが、エサ取りのようで、針にはかかりません。
何度かそれを繰り返していると、なんか乗りました。
20センチないくらいのイトヨリです。
ウキ袋は大丈夫だったので、リリースします。
完全フカセにもアタリが出ますが、こっちはウツボ。。。
潮の流れがあまりよろしくないようで、私も近くのたーくん船頭もダメダメです。
お互いに情報共有しながら、狙っていると、、、
私の竿が一気に海面に突き刺さります。
アワセを入れてファイトすると、一気に10メートル走ります。
引きからして大ダイか青物でしょう。
4号ハリスですので、無理はできないサイズです。
巻いては出されを繰り返していると、だんだん巻ける量も増えてきて・・・、上がってきましたが、やはり船が見えてまた暴れだしたので青物でしょう。
そして、、、御用。

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かなり太っているハマチ?メジロ?微妙なサイズです。65センチありました。

天秤フカセで釣れた青物の最大サイズです。
ちょっと疲れましたが、天秤はやはり面白いですね。
その後、アタリは途絶え、たーくん船頭はエサもなくなったので、早々に離脱していきます。
イワシを1回かじられたらしいですが、何かはわからなかったそうです。
因みに私は、今回はオキアミオンリーです。

たーくん船頭が帰ったあと・・・弁当船まで

たーくん船頭が釣りをやめて港に帰った後、天秤仕掛けをオリジナル伊勢尼に変えてやってみます。
50メートルまで落として、仕掛けがなじむまで待って、なじんだらしゃくりを入れます。
その時に私はシングル、ダブルのしゃくりを入れるのですが、ダブルのしゃくりの1回目にリアクションバイトが起こり・・・。
一気に竿が突き刺さります。
ヒット時の引きはなかなかのもの、あげてくるまで何かは分かりませんが、20メートルくらいまで、なかなかの引きを見せます。
しかし20メートルを切ったあたりから、水圧に負けて引きが弱くなり、上がってきました。
その時点で青物や、サメ系は消えます。
そして・・・ぼこんと浮いてきたのは・・・。

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45センチの鬼ウマイトヨリでした。

私の大好きな、良型イトヨリ。
40センチを超えるとすさまじい脂を巻くので、私は鬼ウマイトヨリと呼んでいます。
見事にオリジナル伊勢尼の効果が発揮された瞬間でした。
イトヨリをしめていると、完全フカセが一気に30メートル出ます。
ドラグをしめてアワセを入れると、重さが乗りますが、めちゃくちゃ引くってわけでもありません。
それなりに引きます。
最後は船の方に走ってきたので、あーなるほど、最近釣れてるあれね!ということで、抜き上げ。

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食べておいしい大型ゴマサバ。45センチありました。

サバ折りして、内臓とエラを摘出して、潮氷にぶち込みます。
天秤フカセを回収しようとしたら、途中でサバが食ってきて、ヒットも抜き上げ時に口切れであうち・・・。
めげずに天秤投入したら、またもやしゃくり時のリアクションでヒット。
なかなかの引きですが、20メートル切って、引きが弱まってきたので、慎重に。
無事にネットインは・・・

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40センチくらいのファーストマダイ。

針を外してしめる前に、天秤を投入。
その後マダイをしめていると、天秤に大きなアタリ。。。
青物級の重さの引きですが、スピード感は感じません。
巻いては出されを繰り返し、あげてきたら・・・

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ランカー級のサカタザメ・・・
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ちゃんと口にかかっています。

サカタザメ、浦見では何度も私は釣っていますが、今までで最長寸です。
サカタザメは歯がないので、普通に針を外して、海に返します。
図鑑見ると美味しいらしいですが、料理する気にはなれません。
と、そうこうしている間に弁当船の時間になりました。
私は弁当は帰りまで預かっておいてもらうスタイルなので、釣果確認。
弁当船までで、30センチオーバーが4つ。
まだまだ目標までは遠いです。

弁当船後の集中タイム

時間は9時半前、そろそろタイのラッシュがあってもおかしくない時間ですので、集中します。
幸いこのころエサ取りが少なくなってきていたので、長めに仕掛けを入れておきます。
すると、投入後15分後くらいに。。。
ずきゅーん。
天秤竿が舞い込み、アワセを入れてファイトします。
なかなかの突っ込みを見せますが、しっかりドラグをきかせてやりとりして、あげてきます。
そして上がってきたのは、、、

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本日最長寸の56センチの体高抜群のノッコミマダイ!

しめていると、完全フカセ竿にもヒット。
難なくあげて、、

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マダイを追加

一気に忙しくなってきました。
その後もアタリは続き・・・。

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二匹目のハマチ。一匹目よりは若干小さいですが、肥えています。
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4匹目のマダイ
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5匹目のマダイ
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6匹目のマダイ

最後の1匹は31センチだったので、小さいですが、それ以外は35センチ以上今のところあります。
なぜか天秤フカセにばかりヒットします。

実はここでノルマの10匹を達成しますが、鬼神セイウンは止められません。
そう思っていると、完全フカセの竿に、、、

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本日3匹目のハマチ。

天秤にまたアタリがあって、、、

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またもやサカタザメ。そのやる気のないポーズやめていただけます?(笑)

サカタザメに勢いをそがれましたが、実は私浦見湾での一日のマダイの数の自己記録に並んでいます。
新記録は折角なので、私の代名詞ウイリーでと思い、ウイリーとカラ針のミックス仕掛けに変更すると・・・

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7匹目の数の自己新記録達成!
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しかもがっつりグリーンのウイリーにかかっています。

7匹目のマダイの後からアタリが途絶え・・・。
終了!!

港に戻って記念撮影。
たーくん船頭も大変喜んでくれました。
久々ににぎやかなクーラーボックスになりました。
何とかノルマが達成できて本当によかったです。

<当日の釣果>
マダイ       56センチ    1匹
マダイ       31~42センチ 6匹
鬼ウマイトヨリ   45センチ    1匹
でぶっちょハマチ  62~65センチ 3匹(串本では3キロ以上をメジロと呼びます。3キロはあるなしの微妙なとこなのでハマチにしときます。)
ゴマサバ      45センチ    1匹
イトヨリ小、チャリコ2匹、ウツボ、サカタザメはリリース

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56センチのマダイの存在感が半端ないですよね!

天秤フカセ釣り
竿:シマノ ライトゲームSS タイプ64 MH195(右)
リール:シマノ バルケッタSC800
ライン:よつあみ PE3号
天秤:ヤマシタ K型天秤
クッション:ヤマシタ 3ミリ50センチ
ハリス:シーガー シーガーグランドマックスFX4号 6メートル
針:名刀針 伊勢尼9号(赤)、伊勢尼8号(オリジナルカラー)、オリジナルウイリー仕掛け 3本針

完全フカセ釣り
竿:シマノ ライトゲームSS モデラート タイプ73 255H
リール:ダイワ シーライン石鯛50
ライン:サンライン 完全フカセ用7号200メートル
針:名刀針 伊勢尼10号(金)

竿:シマノ ライトゲームSS タイプ73 225MH(右)
リール:ダイワ タナセンサー300
ライン:サンライン 完全フカセ用3.5号200メートル
針:名刀針 伊勢尼9号(赤)

明日の釣り

各地で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出されています。
幸い和歌山は感染者数が下火になってきたので、感染対策を十分に行いながら、明日雨の中釣りをしてきたいと思います。
さて、明日は当初無理な予報でしたが、週末に風の予報が良化し何とか釣りに行けるようになりました。
しかしながら雨ですので、おそらく釣り人は少ないでしょう。
その間隙をついて、魚を一網打尽にしてやろうというわけです。
明日は鬼神セイウン、修羅のセイウンになり、結果をストイックに追求していきたいと思います。

◎ マダイ
〇 ハマチ
▲ イトヨリ
△ 大サバ、カイワリ、ホウボウ

【最新】沖の島 金子渡船 / 民宿 黒潮 概要

金子渡船(こうよう丸)
船場高知県宿毛市片島港(カーナビで宿毛フェリーで打ち込むと近くまで案内してくれます。)

出船時間

昼釣り

12~2月       AM5時半~PM3時ごろまで
3月、10月、11月  AM5時~PM3時ごろまで
4月、9月       AM4時半~PM3時ごろまで
5月~8月       AM4時~PM3時ごろまで

夕釣り

4月15日~7月31日まで PM1時~PM7時ごろまで

夜釣り

5月1日~10月15日まで
5月~8月         PM2時半~翌AM5時ごろまで
9月            PM2時半~翌AM5時半ごろまで
10月           PM2時半~翌AM6時ごろまで
昼釣りは、夕釣り・夜釣り期間中はPM2時ごろまでとなります。
昼釣りと夕釣り、昼釣りと夜釣りの通し釣りも可能です。

料金

渡礁料

1回の釣りに付き 5,500円(税込)(昼釣りと夕釣りや夜釣りならば11,000円)

往復チャーター料金

最初の1日のみ必要 3,300円(税込)

弁当

概ね9時前後に配達 700円(税込)お茶なし
料金は下船後のお支払いとなります。

民宿黒潮について

釣りのお客様は沖の島弘瀬港の民宿黒潮に宿泊することができます。
宿泊料は1泊2食付きで7,000円(税込)
料金は渡船料金と合算して下船後のお支払いとなります

渡礁に関して

優先順番

① 宿泊のお客様(2泊目と3泊目であれば3泊目のお客様が優先されます。)
② 複数のお客様
③ 単独のお客様

出船にあたって

基本3人以上での出船となります。
人数が足りないときは、他船の状況を見て、相乗りになる場合もあります。
船は38ノットの超高速船です。
風速24メートルの日でも出船はするので、荒れている日はあらかじめ酔い止めを飲んでおかれることをおススメします。(冬の荒れている日にトイレから出てこられない人を見かけます。)

餌に関して

沖の島には餌屋さんはありません。
2日目以降の餌は必ず大きなクーラーに入れて持ってきましょう。
飲み物は自動販売機があります。

解凍の目安

冬場→乗船時に船に凍ったエサを置いておきましょう。
夏場→夕方くらいに港で凍ったエサを外に出しておきましょう。

荷物に関して

ロッドケースは舳先側の荷入れに、宿泊の荷物は操舵室側の荷入れに入れてください。
バッカンや、クーラーボックスはそのまま甲板に邪魔にならないように並べて置いてください。

釣り、宿泊の予約に関しては
0880-69-1055に電話してください。
まずは電話でいろいろ聞いてみてください。
その際、「海神様に誘われて」を見た。とお伝えいただければスムースかと思います。
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【必読】オキアミ、アミエビに関するあれこれ

こんにちは、今日はオキアミやアミエビに関するお話を致します。
まず、オキアミには大きく分けて、生、半ボイル、ボイルの3種類があります。
それぞれの観点から見ていくと、
食い
1 生  2 半ボイル  3 ボイル
沈下速度
速い 生  中間 半ボイル  遅い ボイル
魚の消化
速い ボイル  中間 半ボイル  遅い 生
このように一長一短であることがわかります。
なお、消化に関してはボイルが1日半程度、生が3日程度という研究結果が出ています。
つまり、前日エサが入りまくって、飽食した魚は翌日は食わない可能性が高い
ということになります。
また、生は完全消化まで3日かかるわけですから、飽食した魚は3日間くらい食わない可能性があるわけです。
昨日まで食っていたのに・・・。
という釣り人のあるあるワードは、ひょっとするとこういうところからきているのかもしれません。

次にボイルのランクに関してですが、、、
ボイルは鮮度のよい状態でボイルするか、そうでないかによって、刺し餌としての使い勝手がずいぶん変わってきます。
それをボイルのランクとよぶのですが、これはメーカーによってボイルのランクが分かれています。
A(特上) B(上) C(まずまず)の3ランクからなり、Aランクを扱っているメーカーは今のところ、マ〇〇さんと、ヒ〇〇〇〇さんだといわれています。(その他のメーカーもあるのでしょうが、私が知っているのはこの2メーカーです)
魚も少しでもナチュラルに近いものを食べるはずですから、当然ランクが高ければ可能性は少しでも上がると考えればよいと思います。

最後にアミエビですが、、、
昨年、アミエビの記録的大不漁で国産アミエビの在庫がほぼ底をついたような状況になりました。今年は出だしは好調でしたが、その後漁獲量ががくっと落ち、3月いっぱいで漁を終了しています。(漁期は4月末まで)
昨年と比べると2.1倍ですが、昨年が前述のように記録的大不漁でしたので、回復したとは到底言えません。
また、価格の方も需要量の大幅増(コロナによる釣り人気も相まって)によって、2.4倍ほどに上昇しているそうです。
今国産アミエビは4キロ2000円弱ですが、2000円超えるのも時間の問題でしょう。
ではなぜ、こんなにもアミエビが獲れなくなってしまっているのか??
これは、日本近海の海水温の上昇が原因だと言われています。
冬に通常はぐっと海水温が下がるので、それに合わせてアミエビも三陸近くの浅いところにやってくるのですが、昨年も、今年も海水温が高いままだったので、三陸から少し離れたところの、海水温の低い深場に群れてしまったそうです。
来年こそ、アミエビがたくさん獲れて、価格が落ち着くことを釣りファンとして願っています。

明日の釣り

明日は、和歌山でもタマミに焦点を絞って挑みたいと思います。
和歌山は現在串本地区で19℃、中紀までが18℃となっています。
しかしながら、明日までは串本地方は出船自粛期間となっています。
(一部の渡船はなぜか早々に営業を始めたらしいですが。。。)
というわけで、明日は串本以外の海域でタマミを狙っていきたいと思います。

◎ タマミ
〇 イサギ
▲ マダイ
△ チヌ、メジロ、メイチダイ

5月4日(火)釣行記 沖の島沖磯 姫島南/ウンドウバ、三ノ瀬/スクモ

こんにちは、前日の貧果で悲しんでいた私ですが、この日もそこまで睡眠できず、睡眠不足のまま二日目を迎えるのでした。
それでも朝ごはんはもりもり食べていざ出船!!

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漬物がまた食を進ませます!

待ってましたぺちゃこい磯!!

この日は姫島南回り。姫島南は基本的に足場の悪い磯が多いですが、当日私たちが乗せていただいたのは、姫島南いや、沖の島の磯の中でも最も安全な磯の一つ、ウンドウバです。
着いた瞬間から雰囲気むんむんだったので、エサを撒きまくり、ポイントをしっかり作ります。
沖向きの一番右のポイントの沖に潮目が出ていたので、そこを目がけてキャストすると1投目からヒット!!
しっかりやり取りするも、無念のハリス切れ・・・。
多分ええ型の口太かまあまあな尾長でした・・・。
同じポイントを再びせめて・・・

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子持ち麦わらイサギ!

ええ型のイサギが沖にはいるのでしょう。
じゃあ少し沖は置いといて、手前だと・・・

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残念、キツ(イズスミ)です・・・。

手前はキツ、沖はイサギとすみわけされているようです。
となれば、沖のポイントでイサギを拾っていく作戦に変更。
エサもボイルから半ボイルに変えます。
すると・・・。
イサギが面白いようにかか・・・・・ぎゅんぷちっ。
ん??
イサギが面白いようにかか・・・・・ぎゅんぷちっ。
ん???んんん???
何かいてる・・・・。
もっかい・・・。
ぎゅんぷちっ。
5回は繰り返しました。
そして6回目、イサギがヒットし、浮いてきたとき、下から2匹のえげつないサイズのサメ(メーター50ほど)がイサギめがけてアタック。
慌てて巻いてぎりぎりかわして、抜き上げ。

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やはり良型麦わらイサギ。

そう、ウキのまわりにサメがこっそりついていて、イサギがかかった瞬間にイサギを強奪しにきていたのです。
キツは無視されます。
イサギのみやられます。
サメも何が美味しいのかわかっているのでしょう・・・。
繰り返すこと10回以上。
全てとっていれば間違いなく20~30匹には最終的になったでしょう。
KMMR君も1匹とれただけで、あとはサメの餌になっています。
万が一、イサギがサメに半身食べられたとしても、その残りの半身は絶対にクーラーに入れてはいけません。
サメの歯の雑菌がクーラーに広がって、クーラー内の全ての魚がダメになります。

あそこに見えるのは・・・

イサギショックに悲しんでいると、右側の沖ポイントになにやら魚影が・・・

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黒い影が・・・海面に
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そう35センチ級の湧きグレです。

でも、そこに投げても反応ないのです。
不思議なものです。

弁当船の時間、大きな決断!

弁当船の時間になったので、ここは一か八か賭けに出て、ウンドウバを捨て、別の磯へチェンジします。
帰りは金子渡船は私たち2人しか片島港へ戻らないので、代わりに望洋丸の澤近渡船が迎えに来てくれることになりました。
澤近渡船はムロ回りでしたので、そこに比較的近い三ノ瀬のスクモに磯替わりしました。
スクモも、南の磯同様、足場が悪く高いので、また私は動けません。
しかしここは尾長やタマミが出るよいポイントです。
実際来た時には足元の海面に70センチ級のタマミが3匹ほど浮いていました。(えぐい)
とりあえず弁当を。

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今回はきちんと食べられましたよ!(笑)

ここで私は2時間ほど頑張りましたが、潮が釣れる潮とは反対で、アタリすらないので、またまどろんでしまいました・・・。
KMMR君はヒブ、ヒブにもてあそばれ、最後は足元でたまに顔を出していたモヨウモンガラドオシが、ぱくっとエサをくわえてKMMR君の仕掛けを引きちぎっていきました。
まあこれも沖の島。
完全に磯替わりが裏目に出ました。
というわけで、時間がきて望洋丸で片島港へ戻ります。

ビッグサプライズ

望洋丸のお客様も2名。
そのお客様の1人が60センチのGTとヒラスズキ2匹を釣ったので、1匹ヒラスズキをもらってほしいと。
ありがとうございます!!!
一気に私たちのクーラーがにぎやかになります。
ヒラスズキは70センチ近くありました。
ヒラスズキはスズキとは味がくらべものにならないほど美味しいです。
その味を知っているからこそ、自分が釣ったわけでもないのに嬉しいのです。
望洋丸の愛媛のお客様、本当にありがとうございました。

悲しいお知らせ

渡船代を澤近渡船の船頭に、エサ代を磯釣りセンターに支払いに行くと、何と、片島磯釣りセンターが6月末で終わってしまうと。。。
私に沖の島でのエサのノウハウを教えて下さった、磯釣りセンターの森田さん、本当にお世話になりました。
お陰で解凍のタイミングなども分かるようになりました。
磯釣りセンターのボイルはA級を使っていたそうで、A級のボイルは四国ではヒロキュー、関西以東ではマルゴのものがそれにあたるそうです。
次から自分でエサ探しをしなくてはいけませんが、森田さんの教えをもとに、しっかりとA級のボイルを探していきます。

そんなこんなで、私の今年2度目の沖の島遠征は苦いものとなりました。
しかし、挑戦なくして結果は得られません。
夢の60センチ尾長やタマミの80センチオーバー、シブダイの50センチオーバーを釣るまで、私は諦めずに通い続けます。

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この風景が私の闘争心に火をつけます。

<当日の釣果>
イサギ 35~36センチ 2匹
ほかサメにやられたぜ・・・

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脂のめちゃくちゃのったよいイサギです。

フカセ釣り
竿:シマノ ファイアブラッド尾長 ゲイルバード5.3
リール:シマノ ファイアブラッド BB-Xテクニウム C3000
ライン:サンライン ブラックストリームマークX 2.75号
ハリス:サンライン パワーストリーム 2.25号
ウキ:AURA Gスピード1 0(イエロー)
針:名刀針 名刀伊勢尼(NB、白)6号、7号、8号

GW沖の島編 ~Fin.~

5月3日(月)釣行記 沖の島沖磯 ムロバエ/カモヒメ、姫島南/南の磯

こんにちは、GW、何とか和歌山県はまん延防止等重点措置、緊急事態宣言が出ませんでしたので、感染対策に十分気をつけて沖の島に遠征して参りました。
今回もお世話になったのは金子渡船です。
金子渡船は、緊急事態宣言地域のお客様を今お断りしていて、船室内にもプラズマクラスターの空気清浄器を入れているなどコロナ対策に十分注意くださっている渡船です。
今回は休みが4日しか取れませんでしたので、2日間の釣りとなります。
チームメイトで弟子のKMMR君を連れての釣行です。
KMMR君はまだ30センチ以上のグレや、フカセでイサギは釣ったことがありません。
初グレはゲットなったのでしょうか!?

まずはスルルーで

この日は昼釣り(2時くらいまで)と、夕釣り(6時くらいまで)の通し釣り、夕釣りは次の日の磯回りが採用されるので、強制的に2時前に磯替わりとなります。
まずは、昼釣り、ムロバエ回りのカモヒメに渡礁します。

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カモヒメです。平たくてとても釣りやすい磯でした!!

着いてすぐに潮の状況とポイント作りのため、キビナゴを撒いてみます。
左右に引かれて、沖に流れていく潮。
これはスルルーの出番だと思い、スルルーの準備をします。
ところが、肝心の潮は、上潮だけがどんどん流れていて、底潮はそこまで動いていないという状況でした。
するとウキがもぞもぞしもったので、鬼フッキング・・・。

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ウツボでした。

最後の日であれば持って帰ったのですが、初日なので、リリースします。
何投かしていると今度は・・・

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30センチくらいのアカッポです。美味しい魚に頬も緩みます。

このあと、潮が止まり、何も釣れなくなります・・・。
私は運転疲れ(KMMR君は一切運転してくれません・・・)と、フェリーの減便による到着予定時刻の大幅な遅れのあおりを受けて、睡眠が4時間未満だったので、一気に睡魔が・・・。
気が付けばカモヒメの上で1時間寝てしまいました。
その間、KMMR君は33センチのグレと40センチ近いイサギを釣っていました・・・。
完全に後れをとった私は、すぐに再開しますが、ウツボしか釣れません。

弁当をもらって気分上々↑↑のはずが・・・

弁当船がきますが、足元がとてもよくて気持ちのいいことと、KMMR君が釣っていたのもあり、磯替わりは見送ります。
弁当をもらって、気分上々↑↑で早速ぱくつきます。

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正月時の弁当とは弁当屋さんが変わり、むちゃくちゃ美味しい弁当です。

3分の1くらい食べたときに、私の弁当が・・・。
ばさっ、がこっ、ぼとっ・・・

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この世の終わりです。もはや世紀末。

トンビに食べている弁当いかれました。
私の体は無事でしたが、手にトンビの脚の感触が残っています・・・。

黄色いあいつとの再戦

とりあえず、スルルーの潮ではなくなったので、ボイルのフカセに変更し、KMMR君のようなイサギを狙います。
すると足元に大量のヒブが見えています。
ヒブと言えば美味しいブダイ系、狙うしかないでしょということで、ヒブの撒き餌を食べるタイミングに合わせて・・・。
しゅん、ぎゅーん!!
狙い通りにヒットです。
ドラグ調整が少し緩かったので、最初走られましたが、しめて、ゲイルバードの力を信じて浮かせます。
すると、見事に寄せることができて、浮かせにかかったときに、ふっ。
最初のダッシュでハリスズタボロでした。
50センチは絶対超えてただけに、もったいない。
結びなおして、再度狙うと今度は。。。

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オヤビッチャ。やたら肥えています。

もう一度流して、今度は、しゅんぎゅーんぎゅーんぷちっ。
ヒブのランカーサイズだったのでしょう。
瞬殺でした。
KMMR君も同じように狙うと、しゅん、ぷちっ。
ぎゅーんを味わうことなく、瞬殺という言葉ももったいないくらいの一瞬でした。

夕釣りですが・・・

そうこうしているうちに、夕釣りの時間を迎えます。
夕釣りであげてもらったのは、姫島南の南の磯という怖い場所です。
足場がほぼなく、バチクソ怖いです。

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船着きです。かなりの高さがありますが、地元のスタッフから言わせれば、えっ高いですか?(笑)ってレベルだそうです。

高所恐怖症の私は船着きから一歩も動けず立てず、釣りをします。
スルルーをしようと思って竿を伸ばしているとき、ちょっと滑って、がこっ、、、、、
穂先をやってしまいました・・・(´;ω;`)ウゥゥ
スルルーは予備竿持ってきていないので、半泣きになりながら、ボイルフカセの準備をしますが、、、
二人とも何もあたりません。
そして私は2度目の睡魔に襲われ。。。
気が付けば、回収時間・・・。
3時間は寝てしまいました。
それだけボロボロだったのです。
もはや南の磯には何の思い出もありません。
釣れるときはものすごく釣れる一級磯だそうですが、動けないので、よいポイントに移動できません。。。(私は)

おかみさんとの再会

何とか無事に船に乗れ、民宿黒潮に着きます。
少しゆっくりして、お風呂を頂き、晩御飯に。
この日は私以外に田辺からの10人客がいらっしゃり、コロナ対策で時間差でのご飯となり、私たちは最後のご飯でした。

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相も変わらず美味しすぎるご飯。もれなくご飯は3杯おかわり(笑)

この日は11時前に寝床につきます。
次の日は朝4時にご飯。
少し睡眠不足気味です・・・。

<当日の釣果>
アカハタ 30センチ 1匹
ウツボ キロごえ 2匹(泣く泣くリリース)

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沖の島での不調というか、今年の不調を反映するかのような釣果。

フカセ釣り
竿:シマノ ファイアブラッド尾長 ゲイルバード5.3
リール:シマノ ファイアブラッド BB-Xテクニウム C3000
ライン:サンライン ブラックストリームマークX 2.75号
ハリス:サンライン パワーストリーム 2.25号~2.5号
ウキ:AURA Gスピード1 0(イエロー)
針:名刀針 名刀伊勢尼(NB、白)7号、8号、9号

するするスルルー釣り
竿:ダイワ オレガ剛徹 MH-53
リール:ダイワ ソルティガ 5000
ライン:モーリス バーマックス磯フロート 10号(200M)
ハリス:デュエル 船ハリス 16号
針:名刀針 ビーク太軸 1/0号

翌日に続く・・・。