海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

1月2日(土)釣行記 沖の島沖磯 姫島南/カバ、鵜来島沖磯 姫島北/姫島3番、沖の島 弘瀬港波止

前日の悔しさを晴らすべく、翌日に備えて、、、なんと10時間睡眠><
意外とやることもなく、ただただ疲れていたのでしょう・・・
起きたら5時15分でした(爆)
5時半に朝ごはんと前日に言われていたので、一階に下りて朝ごはんをいただきます。

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超豪華朝ごはん、おいしすぎて3杯食べました・・・もりもり・・・

スタッフ仲間とコラボ

当日は、現地在住のスタッフ仲間のKさんが釣りに来て下さることになり、一緒に磯に上がることになりました^^
まず最初に上がったのは、姫島南の名礁カバです。
カバは決して足場がいいとは言えない(悪くもない)磯ではありますが、尾長グレのすごいサイズが上がったことでも有名だそうです。
私は高いところが怖いので、沖向きに、Kさんは高場から内向きを狙います。
実は内向きが尾長グレポイントだそうで、当日もそれっぽい魚影が見えていたそうです。
そして私にファーストヒットですが・・・

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なかなかでかいタカノハ。潮が動いていない証拠の魚・・・

二人ともあまりにもアタリがないので、弁当船で移動を決断します。

まさかの越境

沖の島の渡船区はカバの近くの幼稚園という磯までですが、なんとその北側に進出し、鵜来島の渡船区内につけてくれることになりました。(1番最初以外はルールはないのだそう)
というわけで初鵜来島渡船区の磯です。
あげてもらったのは姫島3番という磯です。
ぱっと見三か所のポイントがあります。

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船付きのポイント
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右側のポイント
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そしてシモリが張り出している左側のポイントです。

私は最初潮通しのよい船付きのポイントに、Kさんは右側のポイントを選択しますが、アタリがないので、二人とも場所をかえます。
私は右側のポイントに、Kさんは左側のポイントに入ります。
ウキも2ヒロまでの固定ウキ仕掛けから遊動の小粒タイプのウキに変更します。
するとKさんはゲテモノのアタリが連発。
何度も何度も飛ばされますが、その中でようやくグレを確保!

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Kさん流石っす!

私にもアタリが出たと思ったら、ゲテモノでとばされます。
でもアタリが出だしたので、ガンガン攻めます。
すると、、、

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ヤマブキベラ・・・。見たことのないベラでした。綺麗・・・って違うこいつじゃない!!

気を取り直して攻めているとようやく・・・

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35センチくらいの口太ちゃん!ようやくやりました!

相変わらずKさんにはすごいアタリが出まくります。
どうやら根の周辺に魚が終結しているようで、引きもえげつない魚が連発しては切られを繰り返しています。
そんななかカンムリベラという珍しい魚をかけていました。
まあえげつない引きだったのと、60センチくらいあったのとでびっくりしました。
そして私には、もう1匹美味しい魚がかかります。

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37センチくらいのイサギちゃん。ありがたやー!

Kさんにも32、3センチのグレがヒットし、タイムアップ!!

港に戻って第二ラウンド

餌が結構残ったのと、Kさんにも残ったものをもらったので、港に戻った後第二ラウンド開始!

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弘瀬港です

1時間くらいやってアタリは1回だけ(オヤビッチャがアタリも出さずにエサをとっていく・・・)
頑張って耐えたけれども、やり取り中にまさかの針外れ・・・
水温低下で、掛かりが浅いんですよね・・・
悔しいですが、納竿しました。

最終日に備えて

最終日は三ノ瀬回り。
尾長のモンスターサイズがいる三ノ瀬周辺の磯がポイントになりますが、風が不安。
15メートルくらい吹く予報でしたので、行けないかもしれないとのこと・・・。
とりあえず、夕食をもりもり食べます。
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抜群のおいしさでした・・・。
夕食が最後かと思うと、寂しかったですが・・・。
この日も3杯食べて、どんどん太っていきます(笑)

<当日の釣果>
グレ   35センチ 1匹
イサギ  37センチ 1匹
サンノジ、タカノハダイ、ヤマブキベラ(リリース)

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今年の初釣果でした!脂両方ノリノリです!

フカセ釣り
竿:シマノ ファイアブラッド尾長 ゲイルバード5.3
リール:シマノ ファイアブラッド BB-Xテクニウム C3000
ライン:サンライン ブラックストリームマークX 2.75号
ハリス:サンライン パワーストリーム 2.25号
ウキ:AURA キャストM1(イエロー) 0号、AURA ハカイダーハンティング(レッド) S-G2
針:名刀針 名刀伊勢尼(NB、白)7号、8号、9号

3日目に続く・・・

1月1日(金)釣行記 沖の島沖磯 ノコバエ/クワンバエの低場

こんにちは!
本日は1日に行った沖の島での今年初釣行の模様をお届けします。

強烈な北西風

30日からの寒波による風は1日も弱まることなく、沖の島一帯に吹き付けます。
寒波の影響で、前日から1℃ほど水温も下がっていて、お世辞にもよいコンディションとは言えません。
当日本当はムロバエ周りでしたが、当然北西風が強いと釣りにならないので、風裏であるノコバエ周りのクワンバエの低場にあげてもらいました。

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沖向きはこんな感じ

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左側はシモリが張り出しているので、釣りはできそうにありません。
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裏側へは歩いて行けます。
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裏側です。

当然沖の島ド素人の私がチョイスしたのは沖向きの1枚目の写真のポイント。
足元からドン深になっているので、沈めて釣りをしてもおもしろそうと思っていました。

こんなはずでは・・・

ちょうどこの日が、沖の島の尾長用に新調したファイアブラッド尾長ゲイルバードの初陣。
そのゲイルバードが一気に曲がります。
しかし、強烈な引きにも関わらず、ゲイルバードがその引きを見事にいなし、簡単にあげてきます。
2021年ファーストフィッシュは・・・

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サンノジです。超でかいです・・・

すごい引きだったので、いい魚を期待したのですが、世の中そんなに甘くはありません。
結局、この場所で終わるまでやり続けましたが、このあとも、、、

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またもやサンノジ。どうやら外向きは巣のようです。
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キツ(いわゆるイズスミ)ですが、和歌山で釣れるものと色味が違うので調べると、テンジクイサキというイズスミとは別物でした。

結果、6ヒット2サンノジ、1テンジクイサキ、2針外れ、1ハリス切れでした。
最後のハリス切れは、明らかにすごい走った魚で、周りで青物も見えていたということでしたので、何かしらの青物だったようです。
しかし初日は完全にやらかしてしまいました。
後日談にはなりますが、クワンバエの低場のグレポイントは実は潮通しのよい表ではなく、裏なのだそう。
どうしても潮通しのよいポイントばかりを狙ってしまいがちですが、沖の島の場合、意外と潮の動きにくいポイントに本命ポイントがあることが多いそうです。
とにもかくにも、初日は完全に沖の島の洗礼でした。
2日目は現地スタッフが釣りに来てくれるそうなので、合流して釣りすることになりました。
なお、1日目の晩より、沖の島の民宿黒潮さんでお世話になりました。
おかみさんの作る料理は、高知ナンバーワンだと思っています。
絶品すぎる!
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これらにまだ汁物までつきます。
ご飯何杯おかわりしたでしょうか。
美味しすぎるんです!!!
本当にごちそうさまでした。
おかげさまで、ボウズの傷が吹っ飛びました。

というわけで2日目に続きます!!

<当日の釣果>
サンノジ 2匹
テンジクイサキ 1匹   いずれもリリース
いわゆるボウズ・・・

フカセ釣り
竿:シマノ ファイアブラッド尾長 ゲイルバード5.3
リール:シマノ ファイアブラッド BB-Xテクニウム C3000
ライン:サンライン ブラックストリームマークX 2.75号
ハリス:サンライン ブラックストリーム 2.75号
ウキ:AURA キャストM1(イエロー) 0号
針:名刀針 名刀伊勢尼(NB、白)7号、8号、9号

沖の島釣行記 番外編その① 和歌山から宿毛

明けましておめでとうございます。
さて、沖の島での釣行記は明日に第1日目を更新させていただく予定にしておりますが、時系列順に物事を追ってほしいという思いから、沖の島の釣行記を書く前に、私が和歌山から沖の島に向かうまでの道程をご紹介したいと思います。
その際に立ち寄ってほしい、おすすめスポットや名物もご紹介いたします。

和歌山から徳島

まず出発は12月30日の夜でした。
その日は風が20メートルと大変強かったですが、何とかフェリーは予定通り出航しました。
徳島に着いたのが21時半ごろ、ホテルにチェックインする前に、腹ごしらえをします。
まず私が向かったのが、徳島ラーメンのお店である「ラーメン東大 大道本店」。
実は私がここを訪れるのは2度目です。
店舗の外で食券を買って、店内に入ります。
私が頼んだのは、東大 黒とんこつ豚スラ肉増し<中>と、チャーハン、餃子です。

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卵はカウンターにあるやつを割って入れましょう。(無料)
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チャーハンも餃子も美味しかったです!

お腹いっぱいになったところで、ホテルにチェックインし、翌日に備えます。

道路交通情報の確認

まず朝一に行ったのが、道路交通情報の確認です。
30日の大寒波で、あちこち積雪がありましたので、高速道路の確認を行います。
高知道は山岳ゾーンが、雪の影響で冬タイヤ規制になることがあります。
そうなるとノーマルタイヤしか履いていない私は通行できず、宿毛方面に向かうことができなくなります。
もし冬タイヤ規制になっていた場合は、徳島で高速道路とは逆の方(室戸岬)に行くことで、大幅に時間はかかりますが、迂回することができます。
幸いこの日は、高知道は50キロ規制はあるものの、冬タイヤ規制はかかっていませんでしたので、そのまま高速道路に乗ることにします。
徳島道から高知道に行く際に一瞬だけ愛媛県四国中央市に入ります。
そしてそれを抜けた先、ここにまずおススメのスポットがあります。

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立川(たぢかわ)PAです。

ここはイノシシ肉などのジビエが有名なのと、銀不老(ぎんぶろう)豆で作ったかりんとうが名物になっています。
一番雪深いゾーンなこともあり、雪もまずまず積もっていました。
私は今回は、カツオにすべてをささげることを誓ってきましたので、ジビエは諦め、実家にかりんとうをだけ買いました。

有料ゾーンの終わり

高知道は須崎西で有料ゾーンは終わりです。
一旦須崎西で私はおります。
ここに第二の目的地があります。
その名は、「道の駅 かわうその里すさき」です。
ここはカツオのたたきが食べられるほか、おいしいカツオのたたきようのたれなどを買うことが出来ます。
当然ここでファーストカツオのたたきをいただきます。

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高知のカツオのたたきが美味しい理由は、まずはこれです。藁で焼くからです。藁で焼くことで焼くときに水分が発生しません。
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塩タタキがデフォルトです。にんにく、たまねぎ、と一緒に何もつけずにまずは食べましょう。

味は言わずもがなです。
私も真似していつも塩タタキをしている理由が分かると思います。
本当に高知のカツオのタタキは別格です。
あとここは、帰りには閉まっているので、日持ちのする藁焼きカツオ(常温可能)などは先に買っておいてくださいね!
また須崎市鍋焼きラーメンの発祥の地でもあります。
時間があれば、道の駅近辺のお店で鍋焼きラーメンを食べてくださいね。(今回は私はパス)

無料ルートを進むと

須崎から先は高速の無料ルートになります。
四万十中央まで一旦行き、そこから下道を走って、また四万十西から無料ルートです。
そして黒潮拳ノ川でおりますが、そこからがこの旅の一番長い下道ルートです。
途中、立ち寄りポイントがあります。
その名も「道の駅 なぶら土佐佐賀」です。
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ここで昼食を食べるのですが、ここのカツオのたたき系の定食は絶品。
私はその中でもカツオのたたきとカツオのハランボが両方食べられる定食をチョイスしました!

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カツオのハランボとカツオのタタキ定食です。

カツオのハランボはまさに牛肉!
めちゃくちゃ絶品でした!!
とにかくここでご飯は一度食べてみてください!!
因みに、この定食に出てきたポン酢と柚子たれ、塩は道の駅内で買うことができます。
私は前回も購入したのですが、ソマやヤイトガツオ用に今回も買っておきました^^

いざ宿毛

お昼前まで積雪のため通行止めだった中村宿毛道路ですが、無事に通行止めは解除されておりましたので、そこを通っていざ宿毛へ!
宿毛に着いたらまず、スーパーで持ち帰り用の醤油や調味料を買いまくります。
道の駅でもそういった醤油は買えることがありますが、スーパーだと値段は安いです。
前回もたくさん買いましたが、今回も1年分買い込みました(笑)
その作業が終わったら、いよいよ港へ行って、船頭にあいさつだけしておきます。
ちょうど船頭が港に戻ってきたころだったので、船頭にあいさつを済ませます。
後日談ですが、おかみさんが「船頭、ちゃんと着いたみたいって電話くれてたよ。」とのこと。
心配してくれていて本当にありがとうございました!

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雪の片島港、船着きです。
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私がお世話になっている金子渡船は、ピンクの初福渡船の左です。

景気づけにトンカツ

いよいよ翌日に釣りを控えての晩、魚に勝利できるように、「かつ村」さんでトンカツをいただきます。
麦小町というまったく臭みのない豚肉を使ったカツを注文し、食べます。

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ソースはつけないほうがいいです!

ご飯、味噌汁、キャベツはおかわり自由です。
これで翌日からの釣りは勝ったも同然!
とこのときは思っていたのですが・・・。

1月1日(金)釣行記に続く!!!

さようなら四国

フェリーに乗り込み徳島港を出港しました!

何と帰りの運賃は無料です!(厳密には往復半額)

徳島か和歌山に泊まることが条件となりますが、これはありがたいサービスですよね!

3月まで実施されているので、四国に行きたい和歌山県民、または和歌山に行きたい四国の方はオススメです!

さて最終日の今日は、さっきまで阿波おどり会館阿波おどり見てきました。

これに関してはまた後日話させていただきますが、もう感動!!!

はやく有名連の公演が見たくなりました!

コロナ!もう邪魔すんなよ!!!

沖の島の洗礼

今年は苦い釣りになりました。

常に爆風との戦いでした…また必ずリベンジします!

今日は徳島に一泊してから阿波おどりを見て帰ります。

釣れなかったけど、うまいもん一杯食べれてよかったーー(笑)

沖の島は相変わらずの爆風

相変わらずの爆風の沖の島ですが、二日目を無事に終えました!

ようやく持ち帰りの魚が釣れました!

水温が2日で1.5℃ほど下がってしまって、なかなか厳しい状況ではありましたが、地元のスタッフと一緒に釣りができて本当に楽しかったです!

明日はラスト、精一杯楽しんできます!!

 

一日目を終えて

今日は、私のおニューのロッド、ファイアブラッド尾長ゲイルバードの初陣でした。

ずっとダイワの竿をフカセでは使ってきましたが、沖の島・鵜来島に特化した竿はシマノがまかつしかないのと、前回とれなかった化け物を少しでも倒す確率を上げたかったことから選んだわけですが…

感想から言いますと、1.7号の竿じゃないくらいの粘りと力強さがあります。

ぶち切られるにしても、のされてぶち切られたというのは全くありませんでした!

この竿ならもしかするかもしれません!

 

因みに本日以降の釣行の模様は、遠征終了後にお届けします!

無事に着きました

無事に宿毛に着いてます。

片島港で船頭に挨拶したり、明日の荷物の積み込みなどで、バタバタしておりました!

徳島から宿毛まで着く間に、二箇所カツオのたたきを食べて、吹雪の中を安全運転で走って参りました。

徳島から宿毛までおよそ5時間の道のり…なかなか骨が折れます…。

また寄ってほしいおすすめのサービスエリアや道の駅の紹介は年明けにしたいと思います!

気がつけば、今年もあとわずか…

コロナで満足に釣りができない方もおられるかもしれません。

私は少しでもこの釣り業界から、元気を与えられたらと思っています。

本当に今年一年皆様、ありがとうございました。

早速明日から沖の島で頑張ってきます!!

今日から

いよいよ6日間の旅程で四国遠征です。
ところが大寒波の襲来が重なり、フェリーが出るかどうか今気をもんでいます。
今のところ出航していますが、この先どうなるか・・・。
お願いだから渡らせて。
そして、明日朝雪降らないで・・・・。
もし雪が降ったら高速が冬用タイヤ規制になるので、私は室戸岬経由で行くしか方法がなくなります。
どうなってもいいように幾通りものパターンを考えておこう・・・。
明日からの四国遠征編、お楽しみに!!
待ってて!沖の島!!