コロナウイルスによる非常事態宣言の影響（大阪、兵庫の方）と当日の雨、風予報でキャンセルが相次ぎ、何とまたしても私だけの貸し切りカセ。
当日も、前回と同じような場所にアンカーを下ろしてもらいました。
しかもほかのカセは悪天候を理由に出船していません。
私だけがこの広い大海原を貸し切り状態で釣りを始めます。
荒れる前は釣れる？
安定の天秤フカセでマダイゲット！
荒れる前は釣れる！
という格言がありますが、無事にその格言通り釣れるのかどきどきしていましたが、いきなり天秤フカセの竿がいきなり舞い込み、３０ちょいの本命マダイをゲットします。
完全フカセも同時に行っていますが、当日はそこまで潮が通っておらず、厳しい状況。
痛恨のバラシ…
そんなときにまたしても天秤フカセの竿が舞い込みます。
今度はドラグを出すレベルで、間違いなく５０アップのマダイの引きです。
水面際でも抵抗を続けていますが、竿を置いて、後は糸を手繰って、タモ入れするだけです。
糸を手繰っているときに暴れる魚には糸を滑らせるようにして、私は糸にかかる負荷を弱めています。
が、当日は初めてそれをミスってしまいました…。
いつものように魚の突っ込みに対して、糸を滑らせるときに上針が私の中指に…グサッ
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痛いし、大出血とともに、行き場をなくした糸の負荷がかかり、ぷちん…。
恥ずかしいミスです。
先日のように連発しないので、単発で拾っていかなくてはいけない状況なのに…。
このミスはあとあと響いてきそうです。
起死回生の１匹！
その１匹をミスって半泣きになっていると、海神様がかわいそうに思ってくれたのか、天秤フカセの竿がまたしても舞い込みます。
二度同じ轍は踏まないのが釣り人たるもの、無事にネットインさせます。
天候悪化…それでも釣る！
負けず嫌いが状況を変える！
そして雨が鬼のように降ってきました。
もはや滝行レベルです。
朝のうち波も穏やかで、雨も降っていないからラッキーと思っていた自分を蹴ってやりたいくらいです。
雨が降っても最初は風はなかったのですが、それもつかの間で、だんだん強風になってきます。
そんな状況でも釣りを続ける私。
負けたくないんです。
その根気に負けたのか、またしても天秤フカセの竿が舞い込みます。
ついに完全フカセでも！
そして完全フカセの竿にもアタリが出ます。
イトヨリが欲しいなと思っていますが、イトヨリは最後まで釣れませんでした。
天気との戦いを制す！
風はいよいよ暴風レベルになり、走錨の心配も出てきましたが、上がる予定の時間（１３時）までには１時間くらいあります。
あがけるだけあがいてみようということで、打ち返します。
するとスーパー劣悪コンディションの中、天秤フカセにアタリが出ます。
余りに風が強く、完全フカセがうまく流れなくなってきたので、天秤フカセに専念して、当日最小サイズの３０センチを追加し、ストップフィッシングです。
これでは無理だっただろう的な感じが漂っていましたが、前回に続く３度目の自己タイ記録（３０センチ以上のマダイの数）をたたき出すことが出来ました。
最後に
勝因はタナです。
はじめ私は４４メートルラインを攻めていました。
（６メートルの仕掛けですので、一番下の針は流れがゆっくりであれば底から１メートル上になります。）
ここで３枚かけました。（１バラシ）
そこからアタリが途絶え、風と雨がきつくなってきました。（低気圧の影響）
気圧が下がれば若干魚は浮くと判断し、この時期の鉄則の底から１メートル上を捨て、少し上の４２メートルラインを探ってみたのです。
これが有効で、ここで４枚かけました。
セオリー通りにいかないのが釣りです。
だからこそ私もセオリーを無視した釣りをしてみました。
たまにはこういう考え方もいい方に転がることもあります。
しかし頭からパンツの中、足までびちょびちょになりとても寒かったです。
帰りに銭湯に寄ろうと思ったら、４時からで泣きそうになりながら帰ってきました。
雨のときはパンツの替えを持って行った方がいいですね＞＜
＜当日の釣果＞
マダイ ３０～４５センチ ６匹
マダイ天秤フカセ釣り
竿：問屋物 船竿５０号負荷
リール：ダイワ タナセンサー４００
ライン：よつあみ PE３号
天秤：ヤマシタ K型天秤
クッション：ヤマシタ ２．５ミリ５０センチ
ハリス：フジノライン トリガー磯フロロハリス４号 ６メートル
針：名刀針 伊勢尼９号 ３本針
マダイ完全フカセ釣り
竿：問屋物 船竿５０号負荷
リール：ダイワ シーライン石鯛 ５０
ライン：ダイワ ディーフロン船ハリス６号通し
針：名刀針 伊勢尼１０号
