海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

釣り人の特権の魚 ヤイトガツオ、ソマガツオ編

たまには、釣り人はどんな魚を食べているかをご紹介したいと思います。
スーパーではあまり聞きなじみのない魚を魚図鑑を交えてご紹介させていただけたらと思います。

今日はカツオ類2種。
はじめに先日初めて釣ったヤイトガツオ
www.zukan-bouz.com
標準和名はスマです。
この魚は幻の魚と言われており、20年間釣りをしている私でも、先日初めて釣ったところです。
40センチ以上になれば、全身がトロで、本マグロにも勝るとも劣らない食味が楽しめます。
刺身に、タタキに何でも美味しい、ヤイトガツオは私たちのあこがれの魚です。

そしてもう一つがソマガツオ
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標準和名はヒラソウダです。
この魚はいわゆるソウダガツオと呼ばれる仲間で、混同しやすい魚にメジカガツオ(マルソウダ)があります。
マルソウダ | 魚類 | 市場魚貝類図鑑
ソマガツオは、40センチを超えると、脂が本ガツオを凌ぐほどになり、ある意味で本ガツオよりも喜ばれます。
中でもタタキは極上で、皮の付近の脂が染み出す味わいは、釣り人の特権といえましょう。
しかしながら、先ほど混同しやすい魚に挙げたマルソウダ(血合いにヒスタミンを多く含んでいるため、生食厳禁)と似ているため、きちんと見分けることが大切です。
先日スーパーの鮮魚店でメジカガツオが売られていましたが、2匹ソマガツオが混ざっていました。
毎日魚を見ているはずの人でも間違う魚ですので、釣り人の目はすごいです(笑)

この2種の魚、新鮮な状態でスーパーで見かけたら買いです。
また、釣れたらすぐに血を抜いて、潮氷にぶち込んで、美味しくいただきましょう!!