海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

1月7日(火)釣行記 出雲 沖磯カナトコ

日曜が仕事だったので代わりに火曜日が休みというラッキーな状況で、珍しく友人と2人で出雲のカナトコに渡礁しました。ところがアシカの親、沖の赤島にお客さんを乗せたところで、けたたましい警報音が…。これ最近あったぞ…。

実は沖ノ島から片島港に戻るときに、船頭さんがタイムっていって真水をラジエターに入れていたことがありました。船は海水と清水で冷却するようになっていて、そのときは清水のラジエターの水が規定値を下回ったため警報がなりましたが、今回も海水の方に影響はなかったので、どうやらラジエターのようです。船頭と「ラジエターの水?」「わからんけど、海水ではない…。」ということで、少し時間が経って、警報が止んだので、回転数を上げないように港へといったん戻ります。その間に、もう一つの渡船に電話してくれて、もう一つの渡船でカナトコに向かうことになりました。初の別渡船です(笑)しかしこんな同じ現象が2回も一週間の間に起こるのですね。船舶免許取得の時にエンジンのところきっちり勉強していたので、船頭の話もとてもよく分かりました。

気を取り直して、渡礁後友人は沖向き左側、私は沖向き右側に陣取ります。開始直後から友人が5枚連続でグレをあげています。サイズは見ていないですが焦る焦る…。ところが私にはいっこうにアタリがでません。友人は1.75号のハリス、私は1.5号のハリスで針5号、タナもあまり変わらないので、おそらく釣り座の問題かな…。潮が反対に流れるまで、一休み一休み…zzz…しまった!!1時間くらい気が付くと寝てしまっていました。その甲斐あってもう弁当船です(爆)

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毎度美味しい弁当を食べて気合十分!!

因みに船頭はそれまでにエンジンを応急的に修理してもらったそうで、もう安心です。どの磯も弁当船の段階ではグレ0枚と、私の友人の1人勝ちムード…。11時くらいから潮が反対に流れ出したので、ハリスを1.2号にし、エサをボイルに変えます。するとようやく反応が出ます。ぎゅんぎゅん引くのは目測30弱の尾長です。貴重な一匹なのでキープし、おなじところを攻めると、今度は少しさっきより小さい尾長です。これもキープします。やはり1.2号にすると、食いは格段に上がりますね。そして…。

再び同じラインを流すと、ウキがしゅーんと消し込みます。

がっちりフッキングさせると、これは…明らか40オーバーのグレの引きです。しかし1.2号ハリスなので無理はできません。うまくレバーを使いながら寄せてきます。そしてだいぶ寄せてきたところで、手前の根に突っ込もうとします。それもロッドワークでいなしますが。手前の根に少し触れてしまったのでしょう…。ふっと軽くなります…。私の心も真っ白になります。上手な人は1.2号でも40アップをあげます。私にはまだそれだけの実力がなかったということでしょう。しっかり研鑽を積まなくてはいけませんね。その後、沖ノ島でやったきわきわ釣法でハゲの25センチ級をゲットし、納竿しました。友人は6枚のグレとハゲ2枚釣っていましたが、なんとグレはマックス25センチの小型の尾長グレばかりで、干物にするんだと言っていました。それでもしっかり食わせるのはさすがでした。彼はラインメンディングが本当に上手です。

とにもかくにもバラシが悔やまれる今回の釣行でした。またリベンジするぞ!!

 

<当日の釣果>
尾長グレ  26~29.2センチ 2匹
カワハギ  25センチ 1匹

フカセ釣り
竿:ダイワ DXRエアチューン 1.35-53
リール:ダイワ インパルトα 2500LBD ピンクカスタム
ライン:ダイワ エメラルダスセンサー 0.8号
ハリス:シーガー シーガーグランドマックスFX 1.2~1.5号
針:ハヤブサ 極軽グレ5号

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当日の釣果です。尾長がまだこんなに湧いているなんて、どうしたの今年…。