６月２１日（日）釣行記　串本大島沖アンカーカセ

こんにちは！
昨日は、アマダイ狙いのはずでした。
ところが、朝船頭から「荒れているので、アマダイポイントには行けない...」

「・・・・・・・」

「のおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

で、代わりのポイントは、たまにマダイ、メインが中アジのポイントのようですが・・・。
「胴付きがおすすめです！」

「・・・・・・・」

天秤フカセの仕掛けしか作っていません・・・。
カセを掛けてもらったあと、すぐさま胴付き仕掛けを作ろうとしたら・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「だらーーーーーーーーーーーーーー（←滝のような汗の音）」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

車の中に、作った仕掛けも、針もすべて忘れてきていました。
船頭に慌てて連絡し、謝りまくり、車まで取りに帰らせてもらいました。
船頭本当にごめんなさい、そしてありがとうございます。

ようやく始まる前途多難な釣り

何とかリスタートです。
この時点でほかの方よりも３０分くらいはロスです。

天秤フカセを準備までの間、出しておく作戦で、
慌てて胴付き仕掛けを作って（しかもハリス２号というなめた仕掛け）いると、
きゅいーん。
竿が刺さります。
でも引きは大したことないので、上げてみると２５センチくらいのチャリコ。
でも何か変です。
奇形でした。
下あごが出まくっています。
かわいそうなのでリリース。

慌てて胴付きも始めて仕掛けを落とすと・・・。
「ぷるぷるぷる」
アジです。
２５センチほどのマルアジです。
お土産ができたと思ってしめると、無限にアジの体の中から寄生虫が出てきます。
その数の気持ち悪さに、思わずアジを海に投げ入れてしまいました。
アジさんごめんね・・・。

ここからがある意味の地獄の始まりです。
２０センチに満たないような小アジが・・・永遠に連発します。
３０匹以上は釣ったでしょうか、しかしこのサイズは帰ってから面倒くさいので、オールリリースします。
この判断が後に誤っていたことを知ることになろうとは・・・。

場を休ませるという名目の合法的睡眠

おそらくエサがききすぎていて、アジが寄りまくっていると判断した私は、船上でスリープタイム。
ｚｚｚ。
ｚｚｚｚｚ。
ｚｚｚｚｚｚｚ。

目が覚めます。
もう時間は１２時です。
私は１３時にいつも帰るプロフェッショナルですので、今回も１３時に帰ります。
（磯でも、カセでも１３時が基本です。時折１５時まで粘ることがありますが、それはかなり気合の入っているときです。）

◯ボが近づいてくる

天秤フカセをやってみようと、別竿で天秤フカセをします。
すると、ちょんちょんずぎゅーん。
叩く小気味のよい引きですが、マダイにしてはなんかへぼいような・・・。
上げてみると。

f:id:seiun_k:20200622143128j:plain — タカノハの３５センチくらいのやつです。終わった・・・。

なかなかのサイズのタカノハ（まああああったく嬉しくないですが）です。
当然これが釣れると、沈黙・・・・。
最後３０分くらいまたアジのラッシュがあり、２０匹くらい釣りましたがオールリリース。
終了！！

納竿後

帰港してから船頭から衝撃の一言が・・・。
船「今日はダメだったでしょう？
ほかのお客さんもアジすらも釣れないと嘆いてました。」
私「えっ！？」
私「アジ５０匹くらい釣れて全部リリースしてんけど・・・。」
船「えっ。写真撮りたかったのに！？」
私「みんな釣れるレベルのやつかと・・・」
船「セイウンさん、何でそんなに釣れてるんですか？」
私「ただただ撒きまくってるだけよ。」
船「そうなんですか？」
私「半日で５枚は撒くかな。」
船「それですね。
撒かないと釣れないので、たぶん撒き餌ワークがほかの人と違いますね。」
すべて合点がいきました。
タイもそうです。
どうやら私はほかの人よりも撒き餌の量が多かったから釣れていたのだそうです。
これからカセをされる方は、半日で５枚を目途に撒いてみてください。
そんなこんなで、今日もボウズでした。
今年は安定しない＞＜
来週はカツオ釣り！
これに賭けるしかない！！