海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

【悲願達成回】7月26日(水)釣行記 潮岬沖【新魚種】【自己記録】

日曜日の釣行から中2日、珍しい平日休み・・・。
これは行くしかない!
デビュー以来15連敗だったキハダフカセ、曜日を変え、ルーティーンまで変えて挑みます。
まず水曜日休みは年に1、2回程度しかありませんが、土日でエサを撒きまくった潮岬沖は、月火と沈黙し、水木あたりでまた釣れだすと個人的には思っています。
ですのでこの日のチャレンジは、願ったりかなったり!
いつも前日の晩御飯には酔わないように麺類は控えていたのですが、大好きなラーメンをぶち込んでいきます。
今回お世話になったのはかわばた渡船さん。
いつもキハダフカセは谷口渡船のよっちゃん船長やたーくん船長にお世話になっていましたが、よっちゃんは今沖のブイでケンケン漁中、たーくんもハネ漁に出ているので、天秤釣りでお世話になっていたひでき船長にお願いしました。
ひでき船長は私のライン(PE8号にフロロ30号)に先糸を3メートルばかり26号フロロでつけてくださり、おまけに私の持っている針が小さいとのことで、船長のおすすめの針をつけてくれました。

バンディットにビースト9000です。
針は閂キハダの16号使用です。
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撒き餌と刺し餌のイワシです。

6時に釣りスタートです。
今回は私が一番トモの釣り座、その横にひでき船長、そして常連のお客様2名がミヨシ側に入ります。
ひと流し目、いきなりひでき船長と、ミヨシから2番目のお客様にでこっぱち良型シイラがヒットします。
二人ともランディングに成功し、一番ミヨシのお客様も良型ゴマサバをゲットします。
あとは私だけ、でも私にはそのときにリリースサイズのサバしかヒットしませんでした。
運命の二流し目・・・。
20メートルまで、手で糸を出して、スプールフリーにしていますと、、、、、
ばちばちばちばちーーーぴーぴーぴー♪
スプールが激しく回転、フカセアラームが鳴ります。
ひでき船長からクラッチの指示が出ますが、冷静だった私は、きちんとサミングしながらバックラッシュしかけていた部分まで出させて、いよいよ戦闘モードに入ります。
はい、今までにない強烈な引き。
間違いなく本命です。
残り数メートルまではビーストの強烈な巻き上げ力で難なくいけます。
私もとてもそこまでは余裕があり、GoProの写りを気にする余裕すらありました。
と・こ・ろ・が、、、、
ビーストの巻き上げが終わると、地獄の宴の開宴です。
私の左手にダイレクトにキハダの重みがずっしりのしかかり、それでいてポンピングをしなくてはいけません。
残り3メートルくらいからが大地獄・・・
何度も何度も旋回、船底でラインをすらないように、竿を下げたり、また上げたり、私の左腕は乳酸が溜まりまくって悲鳴をあげています。
しかし、船長をはじめ、同船の方々が落ち着いて!焦らんと!と何度も応援してくださり、最後の力を振り絞って、、、
午前6時48分・・・

無事ランディング成功!

やりました!!!!
挑戦16回目での初のキハダです!
サイズは115センチ、重さはちょうど20キロ。
いわゆるヒッサゲというサイズではありますが、私にとっては記念すべき1匹目です。
周りの人の励ましがあって初めてとれた1匹だと思っています。
本当に感謝しかありません。

わた抜き、血抜きのあと船の保管場所に入れてくれました。

その後は潮も悪くなり、40センチオーバーのゴマサバが1匹釣れたのみで、アタリはありませんでした。
この日は、潮が途中から回転する潮になり、船をどう向けても船の中に入っていく感じになりお手上げでした。
潮岬全体で、キハダのアタリは私だけだったそうで・・・。
本当に奇跡の1本となりました。
港に戻ってからは、ひでき船長がキハダを解体してくれました。(この模様は後日YouTubeにてアップさせていただきます。)
恒例の美味しいお昼ご飯も頂きました。
本当に何から何まで至れり尽くせりでありがとうございます。
魚に関する夢は、チャレンジしていればいつか叶うと思います。
めげずに何度もチャレンジした甲斐がありました。
本当にありがとうございました!!

<当日の釣果>
キハダマグロ(ヒッサゲ) 115センチ 20キロ 1匹
ゴマサバ         30~40センチ 2匹

ひざの上載せが叶いました😊

完全フカセ釣り
竿:シマノ バンディットキハダ 190
リール:シマノ ビーストマスター9000
ライン:漁業者用 フロロ30号 100メートル
針:オーナー 閂キハダ16号