こんにちは、前回お話していたシマアジアイランドについての釣行記になります。
なお、釣行計画と準備に関しては過去ログを参照ください。
今回は結局串本の田子の沖磯に行くことにしました。
田子の沖磯では毎年１０月くらいから１２月までシマアジが大量発生し、大体の磯で釣れます。
私は昨年からここに行くことを目論んでいましたが、行ったこともなく、また、全磯完全先着予約制のため、すぐにグレが釣れだしたら埋まってしまう状況ではありました。今回たまたま予約が取れたので、行ってみることにしたわけです。
出船時刻は午前６時過ぎ、磯に着いて釣り始められたのは６時３０分前後だったでしょうか。
前日作っておいた４本針の仕掛けを２０メートルくらい投げます。
私は基本的にシマアジやグレを狙うときは、ポイントを遠くしたくないので、できる限り近投します。
それでも無理なら投げる距離を増やしていきますが…。
事前に船頭さんに地形を聞いていましたので、１５メートルラインの落ち込みの少し沖側を攻める感じでいきたいわけです。
それを考えると根がかりのリスクがある１８メートルくらいまでは避けて、２０メートルラインで魚をかけて、一気に落ち込みの壁に引っかからないように巻いてくるというイメージになるわけです。
最初の二投は撒きエサを効かせるのが目的で、すぐに回収します。
そして三投目、早速ウキが消し込みました。
なかなかの引きで上がってきたのは外道のイサギでした。
船頭が最初に言っていたのですが釣れたら大きいよと。
確かに３５センチはありそうです。
血抜きをしている間にウキが消し込みます。
今度は３０センチほどのホウライヒメジ（メンドリ）です。
煮つけが超美味しい魚ですので、これもキープして、ここからやつのラッシュが始まります。
私はいつもウイリーを使う際はピンク色と白色のウイリーペアで使うのですが、シマアジはピンクよりもブルーが好きなようで、ブルーカラーを使ったのが功を奏しています。
そして極めつけは、とあるアイスクリーム屋さんでも滅多に見られないアレです。
白と青のウイリーに見事に刺さっています。
やはりこの２色はシマアジを釣るうえでは鉄板カラーです。
しかし、３匹も同時にかかると重いし、引きますね。
そんなこんなであっという間に１０匹を超え、時刻を見ると午前８時、このペースですと終了時刻の１５時までには優に５０匹は超えそうでした。
ところが悲劇は突然やってきます。
あまりのショックにいじけて今まで釣った魚の神経締めを行い、帰ろうかとさえ思いました。
しかし、ロッドケースの中にライトカゴ釣り用の１．２号の磯竿が入っていることを思い出します。
リールも３号の道糸を巻いているのが幸い入っていましたので、やけくそフカセでグレを狙うことにします。
しかしガン玉も何も持っていないので、波気が出ていると厳しいです。
０号のウキを固定にして、２ヒロとり沖を狙います。
フカセ開始から２時間、何の音沙汰もなく、腐りそうになっていましたが、ハリスを１．５号まで落としてやると、突然竿まで来るアタリが！
レバーブレーキではないので、突っ込まれると微妙でしたが、うまくいなしてネットイン。
フカセで久々のグレです。
３３センチありました。
その後２８センチの尾長を追加して納竿しました。
フカセでも釣果でてよかった！
＜当日の釣果＞
シマアジ ２７～３０センチ １１匹
イサギ ３５センチ １匹
ホウライヒメジ ３０センチ １匹
グレ ３３センチ １匹
尾長グレ ２８センチ １匹
カゴ釣り
竿：ダイワ メガディス ３－５３遠投
リール：ダイワ プレイソ ３０００
ライン：東レ 銀鱗スーパーストロング４号
ハリス：シーガー シーガーグランドマックスFX２号
針：がまかつ 伊勢尼６号
フカセ釣り
竿：シマノ BB-Xエキストラチューンモデル １．２－５３
リール：ダイワ セルテート ２５００
ライン：東レ 銀鱗スーパーストロング３号
ハリス：シーガー シーガーグランドマックスFX１．５号
針：がまかつ TKO６号
ウキ：AURA ジーピー１RR ０号
